アマゾン/「Amazonロッカー」の設置を23都道府県1800カ所に増強
2021年11月15日 13:20 / EC
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アマゾンは11月15日、自社の宅配ロッカー「Amazonロッカー」のネットワークを拡大し、東京、埼玉、千葉、大阪を含む23都道府県の1800カ所以上で設置を増強したと発表した。
今回のネットワーク拡大で、アマゾンの提携企業のコンビニや薬局、ホームセンターなどの130近い会社がロッカーを設置し、利用者はライフスタイルに合わせて、注文商品を受け取りできるようになる。
アマゾンではロッカー機能の追加と改善も実施。狭いスペースにも設置が可能な従来よりもコンパクトなロッカーを採用することで、ロッカーを置ける提携企業を増やし、より多くの顧客が利用できるようにした。
また、ロッカーを完全な非接触型にして、バーコード読み取りやタッチスクリーンの代わりに、Bluetooth(ブルートゥース)で開けることを可能にしたほか、アプリ上の案内を簡素化して受取場所を見つけやすくした。
「Amazonロッカー」は、コンビニや駅、スーパーなどで、アマゾンの利用者が商品を受け取れるサービス。利用方法は、アマゾンで購入時の画面で、希望のロッカーか店舗カウンターを配送先として選択。その後、アマゾンが商品を発送し、ロッカーに配達が完了すると、受け取り準備完了の通知メールを送信する。
購入者は、メールに記載されている受取バーコードをロッカーのスキャナーで読み取るか、6桁の認証キーを入力すれば、ロッカーを開けて商品を受け取ることができる。
アマゾンではネットワークの拡大で、より多くの顧客に、簡単、便利で信頼性の高い商品の受け取り方法を提供していくとしている。
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