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フライトシステムコンサルティングは、電子マネーに対応した新たな決済システムの提供を開始した。
スマートデバイスを活用したクレジットカード・銀聯カードなど複数の決済処理ができるシステム「ペイメント・マイスター」の新たなラインナップとして、トッパン・フォームズのグループ会社TFペイメントサービス(TFPS)と連携し、電子マネー対応版「ペイメント・マイスター for Thincacloud」を開発し、加盟店向けに提供を開始した。
<システムの利用イメージ>
「ペイメント・マイスターforThincacloud」は、接続先決済センターをTFPSが運営する電子マネー専用クラウド型決済プラットフォームサービス「Thincacloud(シンカクラウド)」とし、Incredistとタブレットを用いた電子マネー決済を実現する仕組み。
第一弾の電子マネーブランドとしてNTTドコモの「iD(アイディー)」でサービスを開始する。導入先企業では、iPad/iPhone/iPodtouchに「ペイメント・マイスター for Thincacloud」をインストールし、決済装置「Incredist」と共に活用することで、電子マネーの決済ができる。
電子マネー決済では、使用する回線は専用回線ではなく、インターネット回線が利用可能になっており、iPad等のWi-FiまたはLTE回線を使って安全、安心に決済できるという。
Thincacloudのクラウド型システムの特徴を活かし、Thincacloudの対応ブランドや対応サービスが拡大した際には、導入企業では新たなハードウェア投資をすることなく、ソフトウェアの拡張性により支払ニーズにあわせた決済手段を利用できる。
今後、iDに続き、さまざまな電子マネーブランドに対応を拡大する。
スマートフォン決済のひとつとして、2010年9月から国内初のiPhoneやiPadをクレジットカード決済端末にする大企業向けソリューション「ペイメント・マイスター」を販売した。
すでに、高級ホテル施設での決済、レストランのテーブルチェックや観光タクシーでの決済、旅行代理店など、幅広い業種が導入している。
2013年4月に、J-Debit、電子マネー、銀聯カード、クレジットカードといったカードの読取りを一台で実現できるマルチ決済端末「Incredist(インクレディスト)」を発売している。
■スマートデバイス決済システム
https://www.flight.co.jp/meister/
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