アークス/システム統合・5年で103億円、商流・物流・顧客分析を強化
2017年10月17日 20:50 / IT・システム
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アークスが10月16日に発表した2018年2月期第2四半期決算によると、グループ各社のシステム統合として、トランスフォーメーション計画を実施し、5年間で103億円をシステムコストとして負担する。
計画は、アークス取締役が各施策責任者として、グループ横断メンバーを編成し推進している。
商流統一、商品調達力を強化するため、商流統一・集約、商品原価交渉、メーカー政策の見直しに向け具体案の検討を開始した。
物流改革では、配送の一元化、センター機能の効率化、モーダルシフト推進、店舗人時売上の向上に向けた改革実行案を策定した。
顧客分析機能の強化では、ID-POSのデータマイニングを活用した次期CRM戦略の策定を進めている。
間接材コスト削減では、水光費、賃料のほか、消耗品、カード手数料などの規模のシナジーを生かし、聖域なしで見直しを開始し、今期から効果創出を見込む。
後方業務の集約では、集約後の新業務フローを策定、最適人員を算定の上、組織変更を計画する。
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