一軒め酒場/AI機能付きカメラの年齢判別で未成年者の飲酒防止
2018年06月01日 11:55 / IT・システム
養老乃瀧は6月1日、チャオが開発した、AIを活用したクラウドカメラ「Ciao Camera(チャオカメラ)」を、一軒め酒場新橋店で、実験導入した。
チャオカメラは、入店客の姿をカメラが速やかに捉え、読み込んだ画像を基にAIが自動で年齢を推定するAI機能付きカメラ。
カメラの導入により、人の目よりも確実なAIカメラの目によって未成年者を認識し、該当者への酒類の提供を未然に防ぎたいという。
近年、未成年の飲酒は、営業者側の確認不足による罰則もさることながら、飲酒をきっかけに未成年が事件に巻き込まれるケースも増えており、深刻な社会問題となっている。
養老乃瀧が展開する「一軒め酒場」は、安心・低価格・早さをモットーにした、チョイ呑みに適した財布に優しい憩いの店を目指している。
若者の利用も多いなか、いままで未成年者か否かの確認は店舗スタッフに委ねていた。
特に昨今では、外国人スタッフの増加に伴い、年齢確認がより困難となっている状況であり、その対策が急務となっていた。
今回、この問題に対処するべく、チャオカメラで年齢推定を行う実証実験を、一軒め酒場新橋店で行うことに決定した。
これを皮切りに、今後も未成年者への飲酒防止対策を積極的に行うという。
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