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三菱地所/AI搭載の清掃ロボット「ウィズ」商業施設などに100台導入

2019年01月16日 15:00 / IT・システム

三菱地所は4月、AI搭載のバキューム清掃ロボット「Whiz(ウィズ)」を同社グループが所有・運営管理する全国のオフィスビル・商業施設・物流施設・空港・ホテル・マンションに約100台を導入する。

<清掃ロボット「Whiz」>
清掃ロボット「Whiz」

導入に先立ち、本社の所在する大手町パークビルにおいて、1月17日~23日の1週間、「Whiz」による清掃の実証実験を行う。

利用場所の形状や床材の違いによる清掃性能や清掃効率の差異を確認し、省人化の効果や導入に向けた最適な利用箇所を検証する。

「Whiz」は、1時間500m2、最大約3時間稼働で1500m2を自律清掃する。

最初に同機を手押しして清掃エリアの地図データを作成・記憶。一度清掃ルートを作成・記憶すれば、後はスタートボタンを押すだけで記憶した地図データを基に清掃ルートを自律走行可能となっている。

また、清掃ルート上に人や障害物が出現しても、「Whiz」に搭載された複数のセンサーが検知することで回避しながら走行できる。

PCやスマホで分析レポートによる状況確認、リアルタイムでの稼働状況・異常検知も確認可能。

清掃効率・自律走行機能・費用面を含め、従来人手に頼っていた床面の清掃作業の主要部分をロボットに任せることで、人手不足に直面しているビルメンテナンス業界の働き方改革に繋がる可能性も期待できる。

■Whiz(ウィズ)
本体サイズ:幅約474mm×全長約455mm×全高約653mm
重量:約32kg(バッテリーを含む)
清掃能力:約500m2/時間
連続稼働時間:約3時間(ノーマルモード)、約2時間(パワーモード)
走行速度:最高2.5km/h
充電時間:約5時間
https://www.softbank.jp/robot/aicleanpro/whiz/

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