LINE/コンビニ・ドラッグの電子タグ実験に決済で参加、電子レシートも
2019年02月12日 17:40 / IT・システム
LINE Payは2月12日、経済産業省主催「次世代店舗実証実験」に決済事業者として参加する、と発表した。
「次世代店舗実証実験」は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による「IoT を活用した新産業モデル創出基盤整備事業(国内消費財サプライチェーンの効率化)」の一環で、近年社会問題化している食品ロスや人手不足など、店舗における課題解決を目指す産官学の取り組み。
今回、実験店舗の対象商品に電子タグを貼付し、電子タグと連携する消費・賞味期限情報を「LINE」を通じてユーザーに配信することによって、期限が迫りお得になった商品の認知から購入までを促し、食品ロスの低減を図る。
また、経済産業省では、買い物レシートの電子化および標準仕様化を推進している。
電子化されたレシートが事業者と生活者を結びつけ、購買履歴に応じた提案やキャンペーンなど、新しいサービスが生まれる基盤作りを図る。
今回の実験においては、「LINE」が店舗と生活者をつなぐコミュニケーションツールとして採用されるほか「LINE Pay」のキャッシュレス決済も活用される。
さらに、「LINE」と東芝テックが開発した電子レシート連携技術についても、昨年度実証実験に引き続き活用される。
実験を実施する店舗は、「ウエルシア 千代田御茶ノ水店」「ココカラファイン 清澄白河店」「ツルハドラッグ 目黒中根店」「ミニストップ神田錦町3丁目店」「ローソン ゲートシティ大崎アトリウム店」の5カ所。
両実験ともに、参加するには「経済産業省・NEDO 次世代店舗実証実験」のLINE公式アカウントを友だち追加する。
このアカウントを通じて、実施店舗から情報を受けとりお店で対象商品を購入したり、電子レシートの発行できる。
「ココカラファイン 清澄白河店」「ローソン ゲートシティ大崎アトリウム店」においては、「LINE」から通知される対象品を条件通り、LINE Payのコード支払いで購入すると「LINE ポイント」10ポイントが付与される。
「ウエルシア 千代田御茶ノ水店」「ツルハドラッグ 目黒中根店」では、商品に貼られた値引きシールに応じてレジで値引きされる。
決済方法には、「LINE Pay」やその他決済サービスを利用することができる。
「LINE Pay」で支払うと、「マイカラー」などその他の既存の「LINE Pay」によるインセンティブとあわせて還元を受けられるため、さらにお得になる。
実験は2月28日まで実施する。
■LINE 公式アカウント「経済産業省・NEDO 次世代店舗実証実験」友だち追加
https://line.me/R/ti/p/%40582gcqpg
■参加方法など詳細
LINE Pay 公式ブログ
http://pay-blog.line.me/archives/15379116.html
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