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NEC/ファミリーマートに収納代行「PAYSLE」、コンビニの95%で利用可能

2020年11月10日 15:10 / IT・システム

NECと三井住友銀行の共同出資により設立したブリースコーポレーションは11月10日、ファミリーマートの全国の店舗において、スマートフォンを活用したコンビニ収納サービス(PAYSLE(ペイスル))の取り扱いを開始したと発表した。

ファミリーマートでの「PAYSLE」取り扱いは、まず東京電力エナジーパートナーの料金収納より開始し、順次様々な請求事業者へと取り扱いを拡大していく。

<「PAYSLE」アプリ利用イメージ>
「PAYSLE」アプリ利用イメージ

「PAYSLE」は、コンビニなどで公共料金や通信販売の代金などの現金支払いの際に用いる紙の払込票に記載されたバーコードを、独自技術を活用してスマートフォンの画面上に表示し、コンビニの店頭で決済を実現するもの。

従来、コンビニの店頭レジで支払う際、請求事業者から郵送される払込票、コンビニ店内のキオスク端末で発行した払込票の提示が必要だった。

同サービスでは、利用者がスマートフォン上に表示される電子バーコードを提示し、これをコンビニ店頭レジのスキャナで読み取ることで、支払いが可能となる。

「PAYSLE」を取り扱うコンビニは、2017年9月にミニストップ、2017年12月にセコマ、2018年7月にローソン、2018年12月にセブン‐イレブン・ジャパンと拡大しており、今回、ファミリーマートでの取り扱い開始により、国内コンビニ店舗の約95%で「PAYSLE」が利用できる。

さらに、コンビニ収納サービスを取り扱う各社では、山崎製パン、しんきん情報サービス、ポプラ、国分グローサーズチェーンにて取り扱いを検討中だ。

「PAYSLE」を利用可能な請求事業者については、東京電力エナジーパートナーなどの電力業界をはじめ、携帯キャリア、生命保険、クレジット、エンターテイメント、後払いサービスなど、多様な業界での「PAYSLE」導入が進んでいる。これに加えてガスや水道などの公共料金、教育、不動産管理、物流、EC構築など多様な業界の企業・団体へと導入を拡大する。

「PAYSLE」を利用した決済サービスは、現在、SMBCファイナンスサービス、電算システム、GMOペイメントゲートウェイ、SMBC GMO PAYMENTの各決済代行会社より提供を行っている。

■「PAYSLE」紹介ホームページ
(事業者向け)
https://www.paysle.biz/service
(利用者向け)
https://www.paysle.jp/

■問い合わせ先
ブリースコーポレーション
E-mail:info@brees.co.jp
TEL:03-5459-2313(受付時間月曜~金曜9時~17時)

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