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フクシマガリレイ/冷凍冷蔵庫を集中制御する「AURO」食品流通のDXに貢献

2021年12月13日 13:10 / IT・システム

フクシマガリレイは12月10日、スーパーマーケットなどで使用される冷凍冷蔵ショーケースや冷凍冷蔵庫の集中制御を行うホストコントローラー「AURO」(アウロ、税別68万円)を発売した。

<冷蔵庫の集中制御を行うホストコントローラー「AURO」>
AURO

「AURO」はSIMカードを標準装備しており、遠隔管理サービスへの接続を簡単に行うことができる。また、スマート診断ロジックにて、日々の運転をチェックし、機器の異常を早期に発見することで故障を未然に防止する。DX(デジタルトランスフォーメーション)により、ショーケースや冷蔵庫を「直す」から「止めない」にスタイルチェンジを図るためのキーデバイスだという。

店舗のショーケースや冷蔵庫などの庫内温度・機器の状態を管理し、運転情報を収集。これまでのホストコントローラー同様、異常発生時の警報の発令だけでなく、運転情報から異常をいち早く検知し、故障を未然に防ぐスマート診断を実施する。食品の鮮度保持だけでなく、食品ロスの削減にもつなげたい考えだ。

外形寸法はW312×D74×H230mm、製品質量は1.6kg。邪魔しないスタイリッシュなデザインを採用。タッチパネル式で多彩な操作性を実現した(画面無しタイプあり)。

液晶サイズは従来モデルの5.7インチから7インチへサイズアップ。漢字変換がスマホと同じように簡単に可能。デマンド制御、節電制御、ショーケースLED照明調光など各種省エネ制御機能で、エコな運営を支援する。4G/LTE回線のSIMカードを内蔵し、単体で遠隔管理サービスを利用できる。遠隔アップデートを通じて継続的に機能をアップグレードする。

主なターゲットはスーパーマーケット、ドラッグストア、コンビニエンスストア、冷凍製造倉庫、食品工場を想定している。

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