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ヨークベニマル/本部・店舗間コミュニケーションサービス「Shopらん」導入

2022年02月07日 12:50 / IT・システム

ドリーム・アーツはこのほど、ヨークベニマルが同社の多店舗オペレーション改革を支援するクラウドサービス「Shopらん(ショップラン)」を全店舗で採用したと発表した。

<ヨークベニマル全店舗で「Shopらん」導入>
ヨークベニマル全店舗で「Shopらん」導入

「Shopらん︎」は、多店舗企業の本部・店舗間コミュニケーションに特化したクラウドサービス。イトーヨーカ堂、エディオン、すかいらーくなど幅広い業種・規模で採用され、導入店舗数約3万9000店・利用人数約53万人(海外含む)となっている。サービス基盤としてマイクロソフトが提供するクラウドプラットホーム「Microsoft Azure」を採用し、利用規模の変化やコンテンツの増加にも柔軟に対応できる環境を実現している。

ヨークベニマルは、福島県を中心に236店舗を展開している。以前、社内コミュニケーションは、メール・FAX・掲示板・メール便などさまざまな方法で行っていた。本部では発信した情報が店舗へ伝わっているか把握できておらず、店舗では必要な情報の獲得・整理に日々多くの工数がかかっている状態だった。また、店舗側からの情報を吸い上げる仕組みが整っておらず、顧客の声を十分に獲得・活用できていないことに課題意識を持っていた。

ヨークベニマルは、さらなる企業成長と顧客に喜ばれる商品開発・サービスを提供していくため、2020年1月から業務プロセス、組織・仕組みの改善に着手。プロジェクトの最終目標である「“つながる”情報、“つながる”システム、“つながる”組織」の実現に向け、2020年度上期に業務自体の見直し・改善を行い、2020年10月からShopらんの導入を本格的に検討開始した。

「Shopらん」採用のポイントとしては、これまで複数の手段・ツールで分断していた情報共有を一本化できる点、お知らせの既読状況や店舗の作業実施状況を見える化できる機能群を備えている点などから、Shopらんが本部・店舗間をつなぐ次世代の店舗ポータルとして最適だと判断した。

地域に根ざした個店経営の店舗づくりに力を入れるヨークベニマルにおいては、各店のメンバー育成や知恵の共有・活用しあえる環境づくりが重要と考えている。そのため業務指示・連絡だけではなく、動画による教育やFAQの共有などの業務も包括的に対応できることは、次世代の店舗ポータルとして必須となる要件だった。先行してShopらんを活用していた関連会社のイトーヨーカ堂、他ユーザー企業との面談を通し利用状況などを確認することで、具体的に自社で活用できるイメージを持てたことも大きな決め手となったという。

「店舗運営に関するあらゆる情報の一元化」「店舗スタッフが必要とする情報がすぐに見つかる」「情報の要否判断、不要情報の削除、タスク管理、過去情報の保管・削除といった情報を処理する時間の大幅削減」「店舗や顧客の声を吸い上げるための報告・アンケート対応負荷の軽減」などの効果を期待している。

さらに、タブレット端末の活用による業務改善効果も見込んでいる。以前から店長クラスへタブレットを配布。場所にとらわれない情報活用によって新しい働き方を浸透させるきっかけになることを目指している。

ヨークベニマルDX戦略室の堀田真司氏は「これまで、店舗において、本部からの情報を正確、タイムリーかつ容易に取得できる環境にはありませんでした。当社では、2019年から開始した業務改革プロジェクトの一環として、本部と店舗の情報共有を効率化・高度化する取り組みを行ってきました。短期策として、今ある環境(Eメールやグループウェアなど)での改善を行うことで一定の効果を得ましたが、限界もありました」。

そこで、「あるべき姿を描き、それを実現する環境を検討し、グループ内でも導入実績のあった『Shopらん』を検証し、導入することとしました。現在、導入の初期フェーズではありますが、想定通りの効果を確認できています。一方で、新たな課題も明確になり、利活用の徹底と機能改善、効果検証を繰り返し、さらなる効率化・高度化を実現したいと考えています。店舗運営にとって効果的であること、導入後のフォローが成功要因であることを忘れずに進めていきます」とコメントしている。

■問い合わせ先
ドリーム・アーツ
住所:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー29階
広報担当:佐藤
TEL:03-5475-2502・080-7023-7602 
E-mail:pr@dreamarts.co.jp

■Shopらん︎(ショップラン)について 
https://shoprun.jp/

■ドリーム・アーツについて 
https://www.dreamarts.co.jp/
1996年12月に設立されたドリーム・アーツは多店舗オペレーション改革を支援する「Shopらん」、大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB(スマートデービー)」、大企業の働き方を変えるビジネスコックピット「InsuiteX(インスイートエックス)」などのクラウドサービスを開発・提供している。

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