マックスバリュ東海/量子コンピューター使ったシフト作成システムの現場運用開始
2022年03月29日 15:20 / IT・システム
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量子コンピューターの関連ビジネスを手がけるグルーヴノーツは3月29日、マックスバリュ東海とグルメデリカが、量子コンピューターを活用したシフト作成システムの現場運用を開始したと発表した。
<マックスバリュ東海とグルメデリカでシフト作成システムの運用を開始>
グルーヴノーツは、一般社団法人日本惣菜協会、同協会会員の惣菜製造企業5社と連携し、経済産業省が推進する令和3年度「革新的ロボット研究開発等基盤構築事業」で、惣菜製造業界の課題に挙げられている「労働力の確保」「廃棄ロスの削減」の解決に向け、惣菜製造会社が共通で利用できる「量子コンピューターによるシフト最適化モデル」と「AIによる注文量予測モデル」の構築に着手。
プロジェクトでは、まず課題に応じてモデル企業を定め、業界に共通する要件の抽出と整理を実施し、この共通化と標準化した要件を基に、量子コンピューターを使った月別や日別のシフト最適化モデルと、AIを利用した注文量を予測するモデルの構築・改善に取り組んだ。
そして今回、マックスバリュ東海とグルメデリカの現場業務で、シフト作成システムの運用を開始した。注文量予測システムについてはニッセーデリカが活用に取り組んでいる。
<「MAGELLAN BLOCKS」を利用したシフト作成のイメージ(左)と仕組み>
システムは、グルーヴノーツのクラウドプラットフォーム「MAGELLAN BLOCKS(マゼランブロックス)」を利用し提供する。
マゼランブロックスは、最先端の量子コンピューターモデルやディープラーニング(深層学習)モデルなどの数理モデルを独自に開発し、常に最新機能で提供するほか、難しいプログラミングやシステム開発が不要で、機能の「ブロック」をつなぎ合わせるだけの操作で、一連の処理を行えるのが特長となっている。
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