セブン&アイ/レブコム、NTTと「いきつけフォン」実証実験開始
2022年06月16日 15:00 / IT・システム
- 関連キーワード
- セブン&アイ
レブコムは6月15日、セブン&アイ・ホールディングスが同日より開始する「いきつけフォン」の実証実験にNTTコミュニケーションズとともに参画し、高齢者の心身の健康維持を図るサービスの提供に向けた取り組みを支援すると発表した。
<「いきつけフォン」イメージ>
同実証実験は、セブン&アイが、高齢者のコミュニケーション機会の創出と新たなビジネスの検討に向けたニーズ把握を目的として行うもの。
まず始めに、事前に募集した25名の利用者に対し、高齢者向けのコミュニケーションスキルを持つコールスタッフが、約1.5カ月の間に1人当たり6回架電する。1回当たり30分程度、コールスタッフがコミュニケーションの機会を提供し、利用者の生活意欲の向上につなげる目的だ。
次に、会話の内容を録音してコミュニケーション内容を、レブコムの音声解析AI電話「MiiTel」で客観的に分析することにより、利用者、コールスタッフが気づいていない潜在的な感情を可視化し、今後のサービスの向上・検討につなげる。
レブコムは、音声技術とAIによりコミュニケーション課題を解決する企業。2018年に提供開始した音声解析AI電話「MiiTel」は、営業やコールセンター業務でのトーク可視化とセルフコーチング、リモートワーク体制構築に活用されており、2021年12月以降、すべての東京都保健所において新型コロナウイルス感染症陽性患者に対する電話業務にも導入された。
■レブコム(RevComm)
所在地:東京都渋谷区渋谷1-3-9ヒューリック渋谷1丁目ビル7階
事業内容:AI×音声のソフトウェア・データベースの開発
https://www.revcomm.co.jp/
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。