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三越伊勢丹/百貨店向けEDI新サービスに「ACMS B2B」採用

2024年02月15日 11:44 / IT・システム

データ・アプリケーションは2月15日、三越伊勢丹システム・ソリューションズ(以下:IMS)が「IQRS.net」の新サービス「IQRS Gatewayサービス」に、統合EDIサーバー「ACMS B2B」を採用したと発表した。

<百貨店向け共通EDI新サービスに「ACMS B2B」採用>
百貨店向け共通EDI新サービスに「ACMS B2B」採用

IMSは、1968年に設立されたイセタン・データー・センターにルーツを持つ三越伊勢丹グループの戦略IT企業。百貨店事業、エムアイカードのシステム構築・保守運用を支える金融事業やグループ事業のみならず、外部に向けたプラットフォーム事業、ソリューション事業を展開している。

このプラットフォーム事業を支える「IQRS.net(イクルスドットネット)」は、百貨店とその取引先を結ぶWeb-EDIサービスとして、既に百貨店業界での高いシェアを確立している。全国20の百貨店グループ、900の取引先、無料の買掛金支払い明細サービスのみ利用するケースでは2万以上の企業が利用している。

同社は三越伊勢丹経営で蓄積した業務ノウハウを基盤とした商品情報管理システムを、百貨店向け共通プラットフォームとして、グループ外百貨店へ提供できるよう「QRS.net」の新サービスとして「IQRS Gateway」サービスをリリースした。

非競争領域のシステムを共通化・共有化することで各社によるシステム構築・保持の負担を軽減し、業界全体でシステムコスト削減を目指す。

このプラットフォームと取引先をつなぐ手段として「IQRS Gateway」サービスがあり、そのエンジンに「ACMS B2B」が採用された。

データ・アプリケーションは、1992年にUNIX向けの製品をリリースして以来、EDI(電子データ交換)を中心にデータ連係分野において、パッケージソフトウエア「ACMS(Advanced Communication Management System)シリーズ」を提供してきた。「ACMSシリーズ」は、国内のEDIパッケージ市場でリーダーシップを確立しており、すでに2933社1万4571サイトを越える企業のシステムで稼働しているという。

■データ・アプリケーション問い合わせ先
https://www.dal.co.jp/

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