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JR博多シティ/AIカメラで曜日ごとのピーク時間・客層を可視化

2024年04月16日 13:46 / IT・システム

エッジAIプラットフォーム「Actcast」を運営するIdein(イデイン)は4月16日、AIカメラを使って行った「JR博多シティ」(福岡市博多区)での実証実験の結果を発表した。

<店舗に設置したAIカメラ>
AIカメラ

実験は3月15日~20日、JR博多シティ アミュプラザ5階エスカレーター横の期間限定ショップ「LOVOT(らぼっと)POP UPストア」で、エッジAIカメラを5台設置し、来店者数、来店者属性(性別・年代)、掲示物の閲覧時間を計測した。

それぞれ、日別・時間帯別の人数、属性(性別・年代)を把握し、曜日ごとのピーク時間や客層などの傾向を可視化した。また、掲示物の閲覧状況をデータ化することで、掲示物の宣伝効果の分析もできた。

エッジAIカメラは、クラウドAIカメラに比べセキュリティーに優れている。取得した画像・映像はカメラ内でリアルタイムに処理され、クラウドへ送信されない。

サーバーに送信されるデータには個⼈を特定する情報は含まれず、分析結果のテキストデータのみが蓄積される。画像・映像がカメラに残らないため、万⼀の端末の盗難などによるデータ流出のリスクも少ないという。

■Ideinの問い合わせ先
https://www.idein.jp

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