ルミネ藤沢/館内案内などを行う対話型AI「さくらさん」導入
2024年08月01日 13:00 / IT・システム
「ルミネ藤沢」(神奈川県藤沢市)はこのほど、ティファナ・ドットコムが提供する対話型AI「AIさくらさん」を導入した。
「ルミネ藤沢」は、JR東海道本線・小田急江ノ島線・江ノ電「藤沢駅」直結のショッピングセンター。有人インフォメーションがないため、来館者の利便性向上を目指し、今回の「AIさくらさん」導入を決定した。
「AIさくらさん」は、登録・チューニング作業不要で利用できる対話型AI。「あなたの隣にAIさくらさん。仕事も幸せも、一緒に」をコンセプトに、企業や自治体のDX推進をサポートしているという。
生成AIを活用して、利用客からの問い合わせにリアルタイムで回答。タッチパネルや音声による自然な会話を通じて、ルミネ藤沢館内の施設案内やイベント情報、ルミネカードのサービス情報など、さまざまな情報を提供する。
デジタルサイネージのスクリーンセーバーを利用して、施設内広告の表示を行い、利用者に有益な情報をリアルタイムで案内することも可能だ。
なお、設置場所は「ルミネ藤沢」3階の正面入口前となる。
今後、「AIさくらさん」は、独自のエンジンと生成AIを連携させることで、さらなるFAQのメンテナンスや運用の効率化を図っていく。また、ルミネ藤沢の利用者のニーズを迅速に把握し、利用者の疑問や困りごとをスムーズに解決する手助けも行う。
こうした取り組みを通じて、「インフォメーション窓口」としての役割を一層強化していく方針だ。利用者からのフィードバックをもとにサービスの改善を続け、ユーザー体験の向上に努めていく。
■AIさくらさん
https://www.tifana.ai/
■ルミネの関連記事
トップインタビュー/表輝幸社長に聞く売上高5000億円を目指すルミネの成長戦略
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。