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乳製品・デザート/9月の1位「ブルガリアヨーグルト」、3位「プロビオR-1低脂肪」

2018年10月30日 13:40 / POS分析

マーチャンダイジング・オンが発表した新商品の売上ランキングによると、9月の乳製品、乳飲料、デザート・ヨーグルトの1位は、明治「ブルガリアヨーグルトLB81プレーン」400g(希望小売税別価格250円)となった。

2位は明治「ブルガリアヨーグルトLB81そのままおいしい脂肪0プレーン」400g(250円)、3位は明治「プロビオヨーグルトR-1低脂肪」112gが続いた。

売上上位3品目は8月と同じ商品で、同じ順位となった。

<乳製品、乳飲料、デザート・ヨーグルトの新商品ランキング>
乳製品、乳飲料、デザート・ヨーグルトの新商品ランキング

1位と2位に入った明治「ブルガリアヨーグルト」は今年、内容量変更と価格改定を実施しており、4月3日発売分から内容量変更を希望小売価格の改定を実施している。

両商品とも内容量を450gから400gに変更し、希望小売価格を260円から250円に変更している。

5週間以内に発売した商品は6商品がランクインした。

5位のヤクルト「ミルミル」100ml×3(税別希望小売価格1本100円)は、9月10日にパッケージデザインをリニューアルしている。

ヤクルトによると、発売以来のデザインである「水玉模様」をモチーフに、目立ちやすいデザインにリニューアルした。

「ミルミルS」も同時にパッケージをリニューアルしており、「ミルミル」「ミルミルS」の2018年9月から2019年3月までの販売目標は、2品合計で1日当たり49万7000本という。

10位のクラフト「ひとくちフレッシュモッツァレラ」90g(400円)は、9月1日に発売した。

森永乳業によると、2017年度の日本の国内チーズ市場は、総消費量が33万トン(前年度比5.3%増)を超え、過去最高を更新した。その中でもフレッシュモッツァレラ市場は、2007年度比で2017年度は、2倍以上に伸長している。

「クラフト ひとくちフレッシュモッツァレラ」は、サラダにぴったりのひとくちタイプのフレッシュモッツァレラ。1袋あたり標準24個入っており、使用する時に切る手間がかからないという。

15位の雪印メグミルク「北海道100 さけるチーズ ベーコン味」50g・2本入り(220円)は、9月1日に発売した。

雪印メグミルクによると、「さけるチーズ」の風味について調査したところ、「お酒に合う(おつまみ)」ことや「家族みんなで食べるのによい」ことが求められていることが分かった。

<さけるチーズの風味について求めること>
さけるチーズの風味について求めること

雪印メグミルク調べ「さけるチーズ」購入者20~60代女性 n=621

「ビールのおつまみ」や「子どもが好きな料理」を調べてみたところ、焼き鳥や唐揚げ、ソーセージ、ハンバーグといった「肉類」を使ったメニューがどちらの食シーンでも上位にランクインした。

そこで、新フレーバーは「肉類」に焦点をあて、居酒屋のおつまみメニュー素材によく使われ、家庭の食卓や弁当でも登場頻度の高い「ベーコン」を選んだという。

17位の雪印メグミルク「恵み megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト ドリンクタイプ マスカット」100g(105円)は、9月4日発売。

「ガセリ菌SP株が内臓脂肪を減らす」機能性表示食品の「恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト ドリンクタイプ」に、3品目の新フレーバーとして「マスカット」を追加したもの。

雪印メグミルクによると、シリーズのラインナップ強化で、ターゲット層の拡大とシリーズの活性化を図る。

18位のグリコ「プッチンプリン 抹茶ミルク」65g×3(190円)は、8月28日から新発売した。

江崎グリコによると、練乳仕立ての抹茶プリンで、厳選した宇治抹茶を100%使用。抹茶のうまみ・香りとミルクの甘味を両立した味わいという。

20位の雪印メグミルク「ナチュレ 恵 megumi アロエ 2つのおいしさ」70g×4(225円)は、8月28日発売。

雪印メグミルクによると、人気の高い「アロエ」を、2種類の風味に仕立てた。華やかで豊かな香りとフルーティーな風味が特長の「フルーティーアロエ」と、甘酸っぱくすっきりとした香りと爽やかな風味が特長の「爽やかアロエ」が楽しめるという。

新商品ランキングは、マーチャンダイジング・オンが提供するRDS-POSを活用した作成した。

新商品の定義は、過去半年(26週)以内に発売された商品。これまでに実績のないJANコードで過去半年以内に初めて売上実績が上がった商品を新商品とした。

ただし、パッケージ変更やリニューアルなどでJANコードが変更されることがあるため、見覚えのある新発売ではない定番商品も新商品ランキングに含まれる。

売上は、最新の4週間の全国での100店舗当たり販売金額を基準とした。最新の5週間以内に発売された商品には☆印を付け、最もホットで売れている商品を紹介している。

RDSとは、食品・日用品を中心に取り扱い、POSシステムを導入している全国の小売業(総合スーパー、食品スーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストア等)からPOSデータを収集、整備、データベース化したもの。

■RDSについて
http://www.mdingon.com/MdonWeb/service/newrds.html

注:マーチャンダイジング・オン社提供のRDS-POSデータ分析については、記事、写真、図表などを複写、転載などの方法で利用することはできません。

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