ライフ/デリッシュキッチンと提携、全店で「レシピ動画」配信
2018年10月01日 17:10 / 販促
ライフコーポレーションは10月1日、日本最大級のレシピ動画「DELISH KITCHEN」を運営するエブリーとの提携を本格化すると発表した。
今回の提携により、269店舗全店(2018年9月末時点)にレシピ動画タブレットを導入するほか、ライフアプリとの連携や「DELISH KITCHIN オリジナルキッチンツールコーナー」を一部店舗に設置する。
POSデータやネットスーパーの連携なども視野に入れ、顧客がより便利になる各種サービスを共同開発する。
食品売場では、毎日の献立に悩むお客が多いという現状がある。これまでライフでは、チラシやリーフレットなどさまざまな手法を使いレシピを提供してきた。
今回、お客へ食品のおいしさや鮮度に加え、何か「ワクワクする」情緒的なものを提供したいと考え、エブリーの「DELISH KITCHEN」が有力な情報提供ツールになると認識した。
店頭でのレシピ動画配信はお客から好評で、献立の提案や食品紹介をするための有力なツールだと確信することができ、協業することとなった。
これまで、実験的に、売場のニーズにきめ細かく対応するDELISH KITCHENレシピ動画タブレットや大型サイネージによる動画レシピ紹介、お客からの要望が高いレシピカードの配布を行っていた。
岩崎高治社長は、夏に埼玉県蕨市にオープンした「ライフ蕨駅前店」の会見で、「デリッシュキッチンの動画レシピを大型サイネージで放映する取り組みは昨年4月から、首都圏の一部の店舗で実験的に開始したが、素材と調味料の関連販売の効果があることが検証できたため、今後の新店・改装店舗にも導入したい」と語っていた。
DELISH KITCHENは、1500万人以上が利用している日本最大級のレシピ動画メディア。 2015年9月にSNSでサービス提供を開始し、2016年12月にリリースしたスマートフォンアプリは2017年ダウンロード数No.1のレシピ動画アプリになったという。
レシピは「誰でも簡単においしく作れる」をテーマにすべて管理栄養士などの食のプロによって考案され、その総数は1万8000件以上となっている。
近くのお店の特売情報の配信・クーポン配布などの毎日の買い物がお得・便利になる機能や、作りたいレシピに必要な食材をワンタップでネットスーパーに注文できるシステム、デザイン性と機能性に優れたオリジナルキッチンツールの販売など、食卓を豊かにするサービスを提供している。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。