メトロ/日本全国への配送事業拡大、イタリアンなど洋食食材に特化
2019年08月02日 13:50 / 販促
会員制の業務用食品卸を展開するメトロキャッシュアンドキャリージャパンは8月1日、日本全国への配送事業を拡大した。
イタリア料理など洋食店に特化した食材を、関東圏外へ配送する登録制配送サービスを開始したもの。「川口安行店」をハブセンターとし、サードパーティーの物流会社が配送する。
元日以外のの9時~18時に利用できるサービスで、専用発注用紙で受発注を行う。食材の注文は税別1万5000円以上、ワインの注文は1万円以上から対応する。
送料:は、1個口につき500円。冷蔵・冷凍商品はクール代金としてそれぞれプラス300円となる。1個口の最大重量は、常温25kg、冷蔵15kg、冷凍15kg。支払い方法は、代引きとなる。
メトロは、飲食店やホテルなどの飲食業に携わる「食のプロフェッショナル」を対象に、登録制の卸売市場を世界26カ国で展開している。メトロジャパンは、2002年に千葉店をオープンし、現在、関東圏内に10店を展開する。
登録している食のプロの会員は10万件を超え、多くのイタリア料理など洋食店のお客も利用している。
この顧客セグメントのニーズに対応するため、これまでメトロジャパンではグローバルネットワークを活かしたイタリア、その他欧州からの直輸入の食材やプライベートブランド食材、契約農家による幅広い品揃えの野菜、グローバル調達によるコストパフォーマンスの高い直輸入ワインなどで、イタリア料理など洋食店向けの品ぞろえを強化してきた。
今回、関東圏外のイタリア料理をはじめとする洋食店のお客をターゲットに、配送サービスを開始する。
お客のニーズに特化しセレクトされた配送対象商品数は、野菜・精肉・チーズ等のフレッシュ品から、直輸入ワイン、グロッサリー・冷凍商材まで、700種類以上となっている。
品ぞろえやサービスだけでなく、これまで培ってきたノウハウを最大限活用し、より幅広い食のプロのお客のニーズに対応したいという。
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