伊藤忠食品 決算/4~6月増収増益、気温上昇で飲料が好調
2025年07月31日 13:52 / 決算
伊藤忠食品が7月31日に発表した2026年3月期第1四半期決算によると、売上高1750億5200万円(前年同期比3.2%増)、営業利益27億1300万円(8.6%増)、経常利益34億3400万円(9.3%増)、親会社に帰属する当期利益26億6400万円(25.5%増)となった。
売り上げ面は、コンビニエンスストア、GMS、スーパーマーケット向けの取引拡大、気温の上昇に伴い飲料が伸び、洋酒・RTDも好調だったことから増収を計上した。
利益面は、増収に加え、経費改善により増益となっている。
重点分野としている情報分野では、自社デジタルサイネージだけではなく、他社のデジタルサイネージにも広告を放映する取り組みを強化。QRコードを活用したキャンペーンなども推進している。
商品開発では、オリジナル冷凍食品の「凍眠凍結酒」「凍眠フルーツ」などのラインアップを拡充している。有名ブランド・レストランの冷凍ケーキも提案している。
通期は、売上高7200億円(2.9%増)、営業利益97億円(14.0%増)、経常利益114億円(1.0%増)、親会社に帰属する当期利益83億円(1.2%増)を見込んでいる。
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