流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ロイヤルHD/フードシェアリングアプリ「TABETE」導入

2021年10月19日 12:10 / 販促

ロイヤルグループで外食事業を担うロイヤルフードサービスは10月19日、コークッキングが運営するフードシェアリングサービスアプリ「TABETE(タベテ)」を、「カフェクロワッサン」「Standard Coffee」「ピンクベリー」「ミセスエリザベスマフィン」計9店舗に導入すると発表した。

<「TABETE」出品例>
「TABETE」出品例

「TABETE」は、パン屋を始めとする中食・飲食店舗で、閉店までに売り切るのが難しく、まだおいしく安全に食べられるのに廃棄の危機に面している食事を、ユーザーとマッチングする「フードシェアリングサービス」。ユーザーは約47万人、掲載店舗は約1870店舗となっている(2021年10月現在)。

<「TABETE」利用の流れ>
「TABETE」利用の流れ

今回導入する店舗では、コーヒーやフードなど、いつも豊かなショーケースの状態で商品提供を行う一方で、商品の入れ替えや閉店時間などが近づき余剰食品を廃棄することを避けるため、十分な種類の商品を用意できずに、販売ロスが生じることがあった。

そのような状況を改善するために、「TABETE」を導入することで、食品廃棄を削減しつつ、安定した商品提供を実現することを目指す。

カフェ業態の「Standard Coffee」、「THE 3RD CAFE by Standard Coffee」、「カフェクロワッサン」、アメリカンマフィン専門店「ミセスエリザベスマフィン」では、急な天候の変化などから、来客が予測以下になり商品が売れ残ることが減るのを期待している。

米国発のフローズンヨーグルトショップ「ピンクベリー」各店では、フローズンヨーグルトを作る機械を定期的に洗浄する必要がある。その際、機械の中のフローズンヨーグルトは全て廃棄しなければならないが、機械洗浄の日には「TABETE」に出品することで、廃棄量を減らす。また、店内でカットしたフレッシュフルーツも当日中に使用する必要があるが、「TABETE」に出品する商品にトッピングにすることで廃棄の削減に努めるという。

■導入店舗
カフェクロワッサン:札幌アピア、札幌南条一条
Standard Coffee:青山、山王、THE 3RD CAFE by Standard Coffee
ピンクベリー:ヴィーナスフォート店、ららぽーと立川立飛店、ららぽーとエキスポシティ店
ミセスエリザベスマフィン:ランドマークプラザ店(10月中旬より導入予定)

■TABETE 公式サイト
https://tabete.me/

関連記事

販促 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧