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JR東日本/山手線利用者対象の体験型広告企画「Train Brain Stretch」実施

2022年03月22日 13:40 / 販促

ジェイアール東日本企画(jeki)は3月21日~27日、電車での移動の時間を楽しんでもらうことを目的に、電車内の広告媒体において「ひらめき系クイズ」を日替わりで出題し、スマートフォンアプリで答え合わせをする、生活者体験型広告企画「Train Brain Stretch」を実施する。

<取り組みのイメージ>
取り組みのイメージ

​今回、「乗換NAVITIME」アプリ等の経路検索サービスを提供するナビタイムジャパンと、位置情報マーケティングプラットフォーム「pinable」を提供するスイッチスマイルという「移動」と親和性が高い2社と連携して運営する。

まど上チャンネルにてクイズを出題し、「乗換NAVITIME」アプリ内で答えを掲載する。期間中、「乗換NAVITIME」アプリをダウンロードしている生活者が山手線に乗車すると、車両内に設置しているJビーコンに反応したアプリがプッシュ通知でクイズを知らせる。これは「乗換NAVITIME」アプリにスイッチスマイルが提供する「pinable SDK」を対応させ、同社の「pinable Ad」と連携することで、山手線乗車判定をした生活者とのコミュニケーションを実現する技術を採用したもの。

<クイズの一例>
クイズの一例

山手線の平均乗車時間は約11分、駅数にして3~4駅となっている。この「移動時間」あるいは「スキマ時間」を「有意義な時間」に変えるため、首都圏移動者が電車内で楽しめるコンテンツを考えた。

また、コロナ禍において、首都圏生活者の「移動」は大きく制限されている。特に鉄道利用者のコアターゲットであるビジネスパーソンは、テレワークやリモート会議の浸透により、必要最低限の移動だけが残っている状態にある。そのためjekiは「移動」に対する価値、「移動者」の希少性が高まっていると感じている。

そこで、jekiは、広告主企業と首都圏移動者をつなぐリアル領域のプラットフォーマーとして、広告主企業と首都圏移動者にとって有益な移動体験価値を創造、デザインすることで、新たなビジネスが生まれるのではないかと想定した。

交通広告は、公共空間における「1対多数」のコミュニケーションメディアでもある。位置情報測位技術を活用したスマートフォンと連携することにより、リアルロケーション上で、交通広告とスマートフォン、つまりオンとオフの両面から首都圏移動者に対してアプローチし、電車移動の「スキマ時間」を少しでも「有意義な時間」に変えるため、「見たくなる」「ためになる」コンテンツをさまざまなパートナー企業とともに開発・提供するという。

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