イオンモール/暑さから避難「クーリングシェルター」142施設で指定目指す
2024年05月28日 14:30 / 販促
イオンモールは5月28日、環境省と連携し、熱中症特別警戒アラート発表時の指定暑熱避難施設「クーリングシェルター」指定の取得を全国142モールで目指すと発表した。
同社は、気候変動への適応策として、「暑い日も寒い日も家の冷房・暖房を消してイオンモールで過ごす」というライフスタイルを提案。地球にも家計にも優しい「ヘルス&ウェルネスプラットフォーム」の基盤づくりを目指してきた。
その一環として、2024年4月より、環境省へ「クーリングシェルター」指定取得に取り組むことを申し出た。これを機に、指定主体である市区町村行政との協議を開始。市区町村の施設指定への準備が整い次第、段階的にイオンモールの「クーリングシェルター」指定を取得したい考え。
また、大塚製薬、環境省地球環境局デコ活応援隊(脱炭素ライフスタイル推進室)とも協力し、6月1日~9月1日、地域における熱中症対策の啓発や社会課題であるエネルギー消費の削減、燃料費高騰による家計負担の軽減等に資する取り組みを全国のイオンモールで実施する。
環境省が推進する「デコ活(脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動)」に賛同した企画となる。家庭の電気(冷房など)を消してイオンモールで楽しく過ごすことで、クールシェアによる省エネ、節電行動に参加してもらうもの。
2023年に実施したウォームシェア企画と同様に、各自治体と連携し、イオンモールをクールシェアスポットとして登録。期間中のショッピング、グルメ、アミューズメントといったさまざまなイベント(全モール計500件以上を目標に開催予定)を用意している。
一例として、イオンモールつくばでは、1階レストラン街には風鈴ゲート、館外の「SATOYAMA GARDEN」にはひまわりミストを設置する。さらに、オリジナルうちわを配布予定だ。
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