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コピス吉祥寺/施設全体の70%を大改装、78店をリニューアル

2017年03月29日 23:57 / 店舗レポート

三菱商事都市開発は3月30日、東京・吉祥寺の商業施設「コピス吉祥寺」をリニューアルオープンする。

<コピス吉祥寺>

コピス吉祥寺は2010年3月に閉店した旧伊勢丹吉祥寺店をリニューアルした施設で、2010年10月にオープンした。

オープン開業以来の大規模リニューアルで、店舗面積の約70%、出店テナントの約80%を一新する。

敷地面積は6262.89m2で、延床面積は4万6021.64m2。地下1階~地上8階・屋上に店舗を配置し、総店舗数は101店を展開する。

3月30日に1階~3階を中心に改装グランドオープンし、リニューアル後の売上高で、改装前対比で10%増の売上を目指す。

<5階にママ&キッズフロアを移転>

商業開発部長を務める五十嵐光晴氏は「6年間営業してきた中で、個別店舗へ目的買いで来店するお客が多く、館内全体を買い回るお客が少ないという課題があった。ファミリー層の強い支持を得ていたが、3階にキッズフロアを設けたため、高齢者からは自分たち向けの商品がない館というイメージも持たれていた。今回の改装で、これらを解決しより幅広い年齢層のお客が週1回は来店したくなる館を目指した」と語る。

ファッションの苦戦を受け、アパレルテナントでも衣食住を展開するライフスタイル提案型ショップを中心に展開する。

施設全体の業種別テナント構成比は、改装前がファッション30%、雑貨50%、飲食・食物販10%、サービス10%だったが、改装後はファッション20%、雑貨55%、飲食・食物販15%、サービス10%となった。

<エリック・カール プラザ>

3月1日に、吉祥寺エリアでも有数のキッズフロアとなっていた3階の「ママ&キッズ」フロアを5階に移転した。

アメリカの絵本作家エリック・カールデザインの雑貨を取りそろえた店舗の1号店「エリック・カール プラザ」、おしゃれな子ども服として注目度の高い「ARCH&LINE」など話題の店舗を集積した。

<しろたんフレンズミュージアム>

3月17日には、なごみキャラクター「しろたん」の世界観を表現したテーマパーク型ショップの2号店「しろたんフレンズミュージアム」をオープンした。

癒しキャラのしろたん雑貨と木製玩具のショッピングゾーンと、親子で楽しめる有料の遊び場ゾーン「しろたんランド」を開設した。

次>> ベビーカートの利用者も多いキッズフロアを5階に

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