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イトーヨーカドー/即食・簡便商材強化、瀬谷駅前にイートイン併設の「食品館」

2018年03月30日 16:00 / 店舗レポート

総菜部門を強化するにあたり、今回、アウトパック商品を多用した。デリカ商品の半数以上は、アウトパック商品とすることで、手間をかける商品と手間をかけない商品を明確に打ち出し、製造工程の伴う総菜部門を強化しても人件費をコントロールできる運営を目指した。

<総菜ではアウトパック商品も活用>
総菜ではアウトパック商品も活用

三島木暁店長は、「瀬谷店の一つのテーマとして、ローコストオペレーションがある。総菜部門はできたて商品を供給する上で、どうしても人手がかかる。駅前立地のため、夕方の16時~21時までにかけてできたて商品を提供している。通常の店舗に比べて、夕方の人時を増やしているが、アウトパック商品も活用することで品ぞろえの豊富さを維持している。店内で作るものは、できたての鮮度感を打ち出している」と語る。

<店内調理商品はできたての鮮度感を打ち出す>
店内調理商品はできたての鮮度感を打ち出す

昼食のタイミングに合わせて、毎日11時30分から数量限定で398円均一のお得な昼食イベントを実施。魚屋のミニ海鮮丼など、ちょっと贅沢な昼食も提案する。

<レンジで温めるだけで食べれる商品を訴求>
レンジで温めるだけで食べれる商品を訴求

アウトパック商品は、レンジで温めるだけで食べられるレンジアップデリカを中心に展開。アウトパック商品であっても、家庭で温めて食べることで、できたての味わいを提供する。

<総菜では、おかずのもう一品を提案>
総菜では、おかずのもう一品を提案

総菜では、単身者向けの商品のほか、唐揚げ、天ぷら、フライなど、夕食のおかずのもう一品となるような商品も豊富に用意した。

<魚総菜>
魚総菜

セブン-イレブンでも注力している魚総菜やセブンプレミアムのパック総菜を豊富にそろえ、駅前立地の多様なお客のニーズに対応する。

<セブンプレミアムの総菜コーナー>
セブンプレミアムの総菜コーナー

2階は調理せずに食べれることにこだわり、総菜売場に隣接してパンコーナーを配置した。2階では、総菜、弁当、寿司、飲料、酒、パン、サラダ、乳製品、デザート、イートイン、ベーカリーを集積した。

<デザート・甘味コーナー>
デザート・甘味コーナー

酒類は駅前立地の特徴を踏まえて、飲み切れる小容量商品を豊富にそろえた。

<酒類は小容量商品を豊富に展開>
酒類は小容量商品を豊富に展開

特徴ある品ぞろえとして、都心部の店舗で好調なクラフトビールの品ぞろえを豊富にし、コーナー展開する。

<クラフトビールコーナー>
クラフトビールコーナー

ワイン売場に隣接する形で、ナチュラルチーズコーナーを配置。ナチュラルチーズは種類が豊富で、チーズに対する知識がないと購入しにくい商品であることから、おすすめ商品を従業員が選定し、手書きPOPで訴求する。

<ナチュラルチーズのおすすめPOP>
ナチュラルチーズのおすすめPOP

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