ワークマン女子/「エミテラス所沢店」9/24オープン、売上目標5億円
2024年09月20日 13:13 / 店舗レポート
ワークマンは9月24日、ショッピングモール内店舗での最大面積498m2の「#ワークマン女子店 エミテラス所沢店」(埼玉県所沢市)をグランドオープンする(20日ソフトオープン)。
男性向けの「大人カジュアル」の新製品も先行導入し、「XShelter」シリーズのウェア8アイテムを陳列した初の店舗。これまでのアウトドアイメージを刷新するVMDを展開する。出店時のアイテム比率はメンズ30%、レディース20%、ユニセックス20%、その他(シューズ・グッズ・キッズ)30%。計約640アイテムをラインアップした。
「#ワークマン女子」モール内店舗の売上は、大阪府「なんばCity店」(488m2)が全国1位、都内「池袋サンシャインシティアルパ店」(436m2)が全国2位となる。売上の実数値は非開示。今回、「エミテラス所沢店」の売上目標を年間5億円以上に設定した。所沢のロケーションに加え、店舗の広さを考慮して、全国1位の売上を目指す。
「大人カジュアル」の価格帯は、既存のアイテムとほぼ変わらず2500円ほど。低価格を維持して機能性を高め、よりお洒落に着こなせるようデザイン性を高めた。
「着る断熱材」こと「XShelter」は、極めて軽くて薄い「非熱伝導性素材」のテクノロジー開発に成功した新商品。外部環境の冷気をシャットアウトし、服の内部に生まれる熱を極限までキープする機能を持つ。「断熱マフラー」(税込980円)から「防水防寒ジャケット」(5800円)まで、機能やグレードに合わせて価格が変動する。
メンズではこのほか、綿100%の「コットンビエラチェックシャツ」(1500円)なども用意した。
レディースでは、伸縮性に優れた「レディースWEMOTION(ウィモーション)360ストレッチパンツ」(1900円)などをラインアップする。通勤に適したレインコートや防水シューズも各所に並ぶ。
シューズ商品のうち、ハイバウンスシリーズのウォーキングモデル(2900円)は、アウトソールに埋め込まれたスタビライザーが歩行時のブレを防止するという。
親子で楽しむ「リンクコーデ」もコーナー展開。親子でそろえても安くて高機能なキッズウェアが豊富に並ぶ。「BAG IN レインジャケット」(2900円)は、背中がファスナーで広がり、ランドセルの上から着られる。
耐久性に優れたコーデュラデニムを使用した「キャップ」(980円)や「トートバッグ&ポケットケース」(1900円)などもラインアップする。
衣服のみならず、可愛らしいデザインでよく乾く「プチタオル」(199~499円)なども取り扱う。
エミテラス所沢店では、女性と男性の衣料品売場に統一感を出し、従来の女子店のイメージを刷新。アウトドアブームが一段落したため、女子店ではアウトドア系を減らしても影響が少ないことから、男性衣料の派手系のアウトドアカジュアルの半分をシンプルでシックな「大人カジュアル」に転換した。
派手な製品を減らし、女性は「大人かわいい」、男性は「大人カジュアル」にして控えめなデザインで統一。店舗の後方にはアウトドアカジュアルや機能性衣料の中から人気製品だけを選んで陳列している。秋冬商戦では、防寒肌着のほか、メリノウール肌着も投入して攻勢をかけていく。
なお、ワークマンは現在、ワークマン367店、WORKMAN Pro10店、WORKMAN Plus567店、#ワークマン女子店66店とWORKMAN PlusⅡ9店の計1019店を展開している(9月18日時点)。
■#ワークマン女子店 エミテラス所沢店
所在地:埼玉県所沢市東住吉10-1
取材・執筆 古川勝平
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