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ファミリーレストラン/4月既存店すかいらーく0.4%減、サイゼリヤ1.1%減

2018年05月31日 15:20 / 月次

ファミリーレストラン主要5社が発表した4月の月次営業情報によると、既存店売上高はすかいらーく0.4%減、サイゼリヤ1.1%減、セブン&アイ・フードシステムズ1.7%増、ジョイフル3.0%増、ロイヤルホスト6.1%増となった。

<ファミリーレストラン イメージカット>
ファミリーレストラン

客数は、すかいらーく1.5%減、サイゼリヤ1.6%減、セブン&アイ・フードシステムズ2.6%減、ジョイフル6.1%減、ロイヤルホスト0.8%減と5社そろってマイナスとなった。

客単価は、すかいらーく1.2%増、サイゼリヤ1.4%増、セブン&アイ・フードシステムズ0.2%増、ジョイフル3.8%増、ロイヤルホスト7.0%増と5社ともに増加した。

■すかいらーく(2017年12月期:売上高3594億円)
既存店売上高は0.4%減、客数1.5%減、客単価1.2%増。総売上高3.4%増。

全店売上は、プロモーション再開や主要ブランドにおけるメニュー改定効果などにより、既存店売上高は概ね前年並に推移。

さらに、2017年以降オープンした新店売上高効果が想定通りに上積みされ、全店売上高は3.4%増加した。

既存店売上は、2017年第4四半期、店舗運営品質向上を目的に 割引クーポン数を一時的に削減。

その後順次再開しつつあるが、従来アプリから「すかいらーくアプリ」への会員移行のギャップ期間となったこともあり、クーポン発行による集客効果は回復途上にある。

深夜営業時間短縮を3月度に138店、4月度に22店実施による客数影響。

2017年10月に実施したプライシング効果が引き続き客単価増に寄与した。

リモデル17店(うち7店が藍屋と夢庵の個室リモデル)、業態転換を2店実施した。

4月度新規出店は8店(から好し3店、chawan2店、その他3店)で計画通りに進捗。年度累計は41店(年間計画約100店)。

デリバリー売上は配達時間短縮施策などにより、前年同月比15%増。テイクアウト売上は「から好し」における販売が好調で前年同月比30%増。

3月にスタートした「すかいらーくアプリ」に、4月中旬から「バーミヤン」「ジョナサン」を統合した。

■サイゼリヤ(2017年8月期:売上高1483億円)
既存店売上高1.1%減、客数1.6%減、客単価0.6%増。店舗数1012店

全店売上高1.4%増、客数1.1%増、客単価0.3%増。店舗数1076店

■セブン&アイ・フードシステムズ(2018年2月期:売上高801億円)
既存店売上高1.7%増、客数2.6%減、客単価4.4%増

全店売上高0.2%増。

■ジョイフル(2017年12月期:売上高656億円)
既存店売上高3.0%増、客数6.1%減、客単価9.6%増

全店売上高3.8%増、客数5.2%減、客単価9.6%増

横浜あざみ野、奈良葛城に出店し、店舗数735店。

■ロイヤルホールディングス(2017年12月期:外食事業621億円)
ロイヤルホスト
既存店売上高6.1%増、来客数0.8%減、客単価7.0%増

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