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カジュアル衣料/10月既存店台風19号の影響で4社そろって減

2019年11月20日 11:00 / 月次

カジュアル衣料4社の10月度の営業概況によると、ユニクロ(ファーストリテイリング)1.9%減、しまむら8.7%減、西松屋1.4%減、ハニーズ4.2%減と4社そろって前年割れした。

<ユニクロイメージ>
ユニクロイメージ

■ファーストリテイリング(2019年8月期:売上高2兆2905億円)
既存店+Eコマース(既存店計734店舗)売上高1.9%減、客数5.6%増、客単価7.1%減。

直営店+Eコマース(直営店計769店舗)売上高2.6%減、客数5.0%増、客単価7.3%減。

出店8、退店5。直営店728店。

10月は、月を通して気温が高く推移したこと、台風19号や週末に雨が多かったことにより、既存店売上高は減収となった。

■しまむら(2019年2月期:売上高5459億円)
既存店売上(ファッションセンターしまむらのみ)8.7%減、客数6.5%減、客単価1.3%減。

全店売上7.7%減。出店2、退店0で10月末現在店舗数1433店。

10月度は、寝具や肌着など一部商品に増税前の駆け込み需要が見られたが、月度上旬の気温が高く推移したことで、冬物の販売が伸び悩んだ。

また、台風19号による休業や客足が鈍った影響もあり、売上は前年実績を下回った。月度下旬は全国的に気温が低下し、ティーンズや子供衣料を中心に冬物の売上が伸長している。

■西松屋チェーン(20日締、2019年2月期:売上高1381億円)
既存店売上高1.4%減、客数1.4%減、客単価0.1%減。

全店売上0.7%増、客数1.9%増、客単価1.2%減。

出店6、退店4で、10月度末の店舗数は1010店舗。

10月は、台風上陸の影響により、一部の店舗で一時休業するなどの影響があった。育児・服飾雑貨は好調に推移したものの、気温が高めに推移したことで冬物衣料の立ち上がりは後半にずれ込んだ。

■ハニーズ(2019年5月期:売上高497億円)
既存店売上高4.2%減、客数7.6%減、客単価3.7%増。

直営店売上高4.0%減、客数7.3%増、客単価3.6%増。

出店4、退店1、10月末店舗数870店。

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