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日本フードサービス協会/台風上陸10月の外食産業売上2カ月ぶり減少

2019年11月27日月次

日本フードサービス協会が発表した外食産業市場動向調査によると、外食産業の10月度売上状況は、前年同月比2.4%減と2カ月ぶりに前年割れとなった。

10月は、東日本に大きな被害をもたらした台風19号が連休を直撃し、関東地方の多くの店が休業・営業時間短縮を余儀なくされ、すべての業態で客数が前年を下回った。

10月は消費増税が始まり、一部では店内飲食と持ち帰りの税込価格を統一するなど各社対応に追われた。
レストランや居酒屋など店内飲食中心の業態では、月前半を中心に、客足にマイナスの影響がみられたところもあった。売上はFF以外の業態で前年を下回り、全体の売上は2.4%減となった。

<売上高と店舗数の伸び率推移>
売上高と店舗数の伸び率推移

ファーストフード業態は、台風の影響はあっても洋風、和風は堅調に推移したことで、全体売上は0.6%増と前年を上回った。軽減税率導入の影響でテイクアウト比率が上がるところもあった。

洋風は、期間限定商品の好評もあり、売上は5.0%増。和風は、季節商品の前倒しや定食メニューのキャンペーン頻度を増やすなどで客単価上昇、売上2.2%増となった。

麺類は、増税対策のクーポン配布が奏功したところもあったが、台風で被災して店舗の長期休業を余儀なくされたところもあり、売上4.3%減。持ち帰り米飯・回転寿司は、コンビニとの競合が強まった持ち帰り米飯もあり、売上2.5%減。その他は、アイスクリームが昨年の携帯会社とのコラボキャンペーンの反動で客数が大幅に減少し、売上は14.6%減となった。

ファミリーレストラン業態は、全体売上は5.3%減と前年を下回った。洋風と和風は、フェア品などで好調なところもあったが、客足が伸びない最近の傾向は変わらず、さらに台風と消費増税の影響で客数が大幅に下がり、売上は洋風7.8%減、和風9.1%減。

中華は、各種キャンペーンや店舗増などにより、売上は2.3%増。焼き肉も、店舗増で売上は0.8%増とわずかに前年を上回った。

パブ・居酒屋業態は、飲酒業態は、前月に続きラグビーW杯のおかげで、パブ・ビアホールの集客が好調で、売上2.7%増。居酒屋は、店舗減とお盆以降の集客低調に加え、台風による休業が響き、売上8.6%減となった。

ディナーレストラン業態は、台風と消費増税の影響で月前半を中心に客足が振るわず、売上は3.4%減となった。

喫茶業態は、月前半は比較的堅調だったものの、台風以降に客足が鈍り、売上は2.3%減となった。

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