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経産省/10月の商業動態統計、小売業は0.9%増の12兆5520億円

2021年11月30日 11:30 / 月次

経済産業省が発表した2021年10月の商業動態統計速報によると、商業販売額は46兆8750億円(前年同月比5.0%増)となった。

このうち卸売業は34兆3230億円(6.6%増)、小売業は12兆5520億円(0.9%増)だった。

<百貨店販売額・前年同月比増減率の推移>
百貨店販売額・前年同月比増減率の推移

百貨店・スーパーの販売額は1兆6518億円(1.3%増)で、百貨店は4265億円(2.5%増)、スーパーは1兆2252億円(0.9%増)となった。

百貨店の主力商品である衣料品は、身の回り品が7.1%増、婦人・子供服・洋品が2.5%増、その他の衣料品が5.5%減、紳士服・洋品が1.4%減となったため、衣料品全体では2.9%増となった。飲食料品は2.1%増だった。

その他は、その他の商品が3.3%増、家具が0.7%増、食堂・喫茶が0.2%増、家庭用電気機械器具が10.8%減、家庭用品が3.4%減となったため、その他全体では2.1%増となった。

<スーパー販売額・前年同月比増減率の推移>
スーパー販売額・前年同月比増減率の推移

スーパーの衣料品は、身の回り品が21.0%減、紳士服・洋品が11.3%減、婦人・子供服・洋品が9.9%減、その他の衣料品が7.0%減となったため、衣料品全体では11.9%減だった。スーパーの主力商品である飲食料品は、2.2%増加となった。

そのほかは、家具が4.8%増、その他の商品が1.7%増、食堂・喫茶が1.1%増、家庭用品が7.9%減、家庭用電気機械器具が2.0%減となったため、その他全体では0.2%増だった。

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