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日本百貨店協会/10月売上高は8カ月連続プラスで11.4%増

2022年11月24日 10:30 / 月次

日本百貨店協会が11月24日に発表した2022年10月の全国百貨店売上高概況によると、全国の百貨店(調査対象71社・186店)の売上総額は約4281億円(前年同月比11.4%増)だった。

<10月の実績>

実数 前年同月比
売上高総額 4281億円 11.4%増
総店舗面積 484万954m2 1.8%減
総従業員数 5万4675人 5.9%減

10月の売上高は11.4%増、入店客数9.4%増と、共に8カ月連続プラスとなった。比較的安定した感染状況を背景に、外出機会や全国旅行支援等による人流の増加があったことで、会員向け施策・物産展等の各種企画催事が盛況だった。一部店舗では改装効果も見られた。また、高額商材の増勢が続いている他、主力の衣料品や服飾雑貨においても、気温低下や旅行需要などから、秋冬アイテムの動きが本格化し好調に推移した。

コロナ前との比較では、消費増税の影響があった2019年比では13.1%増、特殊要因のない2018年比では、前月(9月:2018年比6.5%減)とほぼ同水準の6.6%減だが、一部店舗で2018年実績を超えるなど、一段と復調傾向を強めている事例も見られた。

顧客別では、インバウンドが、水際対策の大幅緩和や円安の影響から335.2%増(7カ月連続/シェア3.2%)となった。コロナ前の2019年比では46.6%減と、未だ半減の状況ではあるが、前月より17.1ポイント改善した。国内市場も堅調で8.7%増(8カ月連続/シェア96.8%)、2019年比では17.4%増であった。

地区別では、前月に続き、全地区で対前年増となった。大都市(10都市/13カ月連続/14.5%増)と地方(10都市以外の地区/7カ月連続/3.5%増)の伸び率格差は、前月より5.1ポイント縮小した。

商品別では、主要5品目のうち、4品目で前年実績を超え、高額品(身のまわり品、美・宝・貴)や菓子、惣菜、家電は、2018年実績もクリアした。高伸するラグジュアリーブランドや時計・宝飾品等では、一部で価格改定前の駆込み需要も見られた。菓子は引き続き手土産・ギフト需要から二桁の伸びを示している他、天候与件もあってコートやジャケットなど重衣料も好調だった。おせちやクリスマスケーキの予約は、WEB施策等も奏功し堅調な滑り出しを見せている。

各店では年末商戦を前に、感染対策を続けつつ業績回復に向けた各種施策を進めている。

■日本百貨店協会の9月実績
日本百貨店協会/9月売上高は7カ月連続プラスで20.2%増

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