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ファミリーレストラン/1月既存店すかいらーく21.7%増、サイゼリヤ19.3%増

2023年02月17日 11:50 / 月次

ファミリーレストラン主要5社が発表した1月の月次営業情報によると、既存店売上高はすかいらーく21.7%増、サイゼリヤ19.3%増、セブン&アイ・フードシステムズ(デニーズ)9.8%増、ジョイフル27.8%増、ロイヤルホスト14.1%増となった。

客数は、すかいらーく10.0%増、サイゼリヤ17.5%増、セブン&アイ・フードシステムズ7.9%増、ジョイフル24.3%増、ロイヤルホスト12.2%増だった。

客単価は、すかいらーく10.6%増、サイゼリヤ1.6%増、セブン&アイ・フードシステムズ1.8%増、ジョイフル2.8%増、ロイヤルホスト1.7%増となっている。

社名 既存店売上高前年同月比 全店売上高前年同月比
すかいらーく 21.7%増 19.6%増
サイゼリヤ 19.3%増 20.1%増
デニーズ 9.8%増 7.3%増
ジョイフル 27.8%増 26.6%増
ロイヤルホスト 14.1%増

■すかいらーくホールディングス(2021年12月期:売上高2645億円)
既存店売上高21.7%増、客数10.0%増、客単価10.6%増。全店売上高19.6%増。

2019年比既存店売上高7.8%減。

年末年始はファミリー客が戻ったこともあり、想定以上に好調だった。

年末年始以降も堅調。値上げによる大幅な客数減少も見られず、消費者に値上げが一定程度受け入れられているという。

時間帯別ではランチ・ティータイムが相対的に堅調。地域別では、北海道、関東、関西エリアの客数は順調に回復している。

ガストは19日より新フェアスタート。相撲部屋監修のちゃんこ鍋、味噌煮込みハンバーグ、トリュフを追加できるいちごとカカオトリュフのデザートも好評を得ている。

しゃぶ葉では、北海道のご当地料理を手軽に楽しめる石狩鍋風の鍋だしと、海鮮食べ放題がスタートした。

プロモーションは、6ブランド横断でお年玉クーポンキャンペーンを実施。目玉クーポンの回収数が高く、客数増に貢献した。

18日に日常の食を応援する新ブランド「八郎そば」が埼玉県の久喜白岡ジャンクション近くにオープン。肉めし&そばセット、アルコールなども好調に推移している。

2023年1月度はリモデル8店。グループ計2986店舗。リモデル8店の単月効果は8.6%。

■サイゼリヤ(2022年8月期:売上高1442億円)
既存店売上高19.3%増、客数17.5%増、客単価1.6%増。店舗数1041店。

全店売上20.1%増、客数18.4%増、客単価1.5%増。店舗数1072店。

休業1店、閉店6店だった。

「テークアウト客数=テークアウト売上高÷イートイン平均客単価」に基づき算出した客数を、テークアウトによる客数として加味している。

■セブン&アイ・フードシステムズ(2022年2月期:売上高447億円)
デニーズ
既存店売上高9.8%増、客数7.9%増、客単価1.8%増。

全店売上高7.3%増。

■ジョイフル(2022年6月期:売上高466億円)
既存店売上高27.8%増、客数24.3%増、客単価2.8%増。

全店売上高26.6%増、客数23.2%増、客単価2.8%増。

出退店0、店舗数合計564店。

■ロイヤルホールディングス(2022年12月期:外食事業535億円)
ロイヤルホスト
既存店売上高14.1%増、客数12.2%増、客単価1.7%増。

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