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総合スーパー/2月はイオン4.5%増、PPIH9.3%増、ヨーカドー1.0%増

2024年03月28日 14:00 / 月次

流通ニュースがまとめた総合スーパー主要3グループの月次営業情報によると、2月の既存店売上(前年同月比)は、イオンリテール4.5%増、PPIH(国内リテール主要4社)9.3%増、イトーヨーカドー1.0%増となった。

<2月の実績>

社名 既存店売上高(前年同月比) 全店売上高(前年同月比)
イオンリテール 4.5%増 6.4%増
PPIH 9.3%増 10.0%増
イトーヨーカ堂 1.0%増 0.6%増

イオンリテール(2023年2月期:売上高1兆5956億円)
既存店4.5%増、全店6.4%増

総合小売事業のイオンリテールは、20カ月連続で既存店売上高が前年実績を上回った。節分、バレンタインなどで「ハレ型」のごちそうメニューやスイーツの品揃えを強化したほか、グループ従業員22万人がおすすめする「トップバリュ50セレクション」を紹介するなどトップバリュの拡販に取り組んだ。その結果、グロサリー、デイリー、デリカ、水産、農産、畜産が好調に推移し、食品売上高は既存店の前年実績を18カ月連続で超えた。また、お出かけ需要を取り込んだ化粧品や調剤、ペット用品などが好調なヘルス&ビューティケアは24カ月連続で前年の既存店売上高を上回った。イオンスタイルオンラインでは、2月2日から12日間開催した「BUZZTTOばずっとSALE」において、化粧品やゲーム機など、お買得な目玉商品の品揃えにより、セール期間売上高が前年同期比7割伸長した。

PPIH(2022年6月期:売上高1兆8312億円)
・国内リテール主要5社(ドン・キホーテ、長崎屋、UDリテール、橘百貨店、ユニー)
既存店売上9.3%増、客数3.1%増、客単価6.1%増、対象店舗数592店
全店売上高10.0%増、対象店舗619店

・ディスカウント事業(ドン・キホーテ、長崎屋、UDリテール、橘百貨店)
既存店売上高11.0%増、客数3.3%増、客単価7.5%増。家電製品7.4%増、日用雑貨品15.9%増、食品6.7%増、時計・ファッション用品17.0%増、スポーツ・レジャー用品19.5%増、対象店舗462店。全店売上高12.7%増、店舗数488店

・GMS事業(ユニー)
既存店売上高4.6%増、客数2.5%増、客単価2.0%増
衣料品7.6%増、住居関連品8.5%増、食品3.6%増
対象店舗数130店。全店売上高2.6%増、店舗数131店

イトーヨーカ堂(2023年2月期:売上高6542億円)
既存店総売上高(SC計)1.0%増、商品売上0.6%減、客数0.9%減、客単価0.3%増、テナント4.7%増
全店総売上計0.6%増、うち商品売上2.2%減、テナント他7.0%増

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