コンビニエンスストア/5月既存店1.2%増、客数回復・インバウンド好調

2024年06月20日 14:32 / 月次

日本フランチャイズチェーン協会が発表した5月のコンビニエンスストア統計調査月報によると、既存店ベースの売上高9476億9900万円(前年同月比1.2%増)、来店客数13億2876万人(1.7%増)、平均客単価713.2円(0.5%減)となった。

月度 売上高
全店前年比 既存店前年比
4月 0.2%増 0.5%増
5月 1.3%増 1.2%増

全店ベースの売上高9857億8400万円(1.3%増)、店舗数は5万5641店(0.1%減)、来店客数13億9423万8000人(2.1%増)、平均客単価707.0円(0.9%減)だった。

5月は訪日外国人の増加や、新型コロナウイルス5類移行後(2023年5月8日以降)、初めてのゴールデンウイークなどにより来店客数が増加。カウンター商材、おにぎり、パン、デザート、菓子、ソフトドリンクが好調に推移し、全店・既存店ともに売上高が前年を上回った。

売上高は全店30カ月連続、既存店6カ月連続のプラス。客数では全店・既存店ともに2カ月連続のプラス、客単価は全店・既存店ともに2カ月連続のマイナスとなっている。

既存店ベースの商品別売上高は、日配食品前年同月比0.3%増、加工食品2.2%増、非食品0.7%増、サービス4.3%増となった。

既存店ベースの商品別売上構成比は、日配食品35.2%、加工食品27.7%、非食品32.1%、サービス5.0%。調査の対象は、JFA正会員コンビニエンスストア本部7社。セイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、山崎製パンデイリーヤマザキ事業統括本部、ローソン。

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