JR東日本/横浜線・京浜東北線6駅で自販機をキャッシュレス専用に

2024年06月20日 16:28 / IT・システム

JR東日本クロスステーション ウォータービジネスカンパニーは7月1日、横浜線の大口駅、菊名駅、新横浜駅、小机駅、鴨居駅、京浜東北線の新子安駅の6駅に設置しているacure(アキュア)自販機(合計40台)をキャッシュレス専用化する。

<キャッシュレス専用acure>

2022年10月に田町駅と代々木駅、2023年7月に新川崎駅と豊田駅、同年11月に新日本橋駅と与野駅のアキュアの自販機をキャッシュレス専用とした。

その結果、お客のタイムパフォーマンス(時間対効果)をあげながら、自販機補充担当者のタイムパフォーマンス向上にもつながっていることが分かった。そこで今回、キャッシュレス専用化をさらに加速させ、一気に6駅に導入する。

お客は、電子マネーで購入する場合、現金で購入する場合と比較して、10秒ほどの時間を短縮できる。忙しい毎日だからこそ、1回1回の購入にかかる時間を短縮し、タイムパフォーマンス向上の一助にする。また、現金が詰まった、1,000円札がなかなか入らない等、購入の際のストレスをなくす。「Suicaで購入し、JRE POINTを貯め、JRE POINTを利用して購入する」というサイクルを体験してもらい、利便性を感じてもらう。

自販機補充担当者は、1台1台の自販機から現金を回収し、営業所で納金する業務を無くすことで、タイムパフォーマンス向上につながる。現金投入口まわりのメンテナンス、修理を不要とすることで、それにかかる手間・時間も軽減できる。そのほか、現金投入口に物を詰める・ふさぐなどの悪戯の防止にもつながる。

これまで実施してきた駅での実績分析を踏まえ、住宅地とオフィス・工場エリアのいずれかまたはその両方が、自販機をキャッシュレス専用化する成功のポイントと捉えている。

今回、キャッシュレス化する各駅は、電子マネー決済率はきわめて高く78%を超えており、Suicaデータや駅カルテを分析すると、改札のSuica利用割合も約80%になっている。

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