ワールド/11月は国内小売売上5.2%増、気温低下で冬物好調

2024年12月05日 12:58 / 月次

ワールド(2024年2月期:売上高2023億円)が12月4日に発表した国内小売事業月次売上概況によると、11月の国内小売売上は、前年同月比5.2%増となった。

内訳は店舗売上が4.4%増、Eコマース売上が8.0%増だった。既存店売上は4.7%増で、休日数の前年差は無かった。

11月 国内小売売上 店舗売上 (既存店売上) Eコマース売上
前年比 5.2%増 4.4%増 4.7%増 8.0%増

11月は気温が平年並みに低下し、ニットや防寒アウターといった冬物商材の稼働が活発になり、月後半にはコートも加勢したことから、店舗販路では既存店売上が前年を超過して伸張した。

EC販路も、外部主要ECモールのキャンペーンに参加し、過去最高の売上を記録したほか、月後半のブラックフライデー対応で重衣料の高稼働がEC売上を押し上げた。

アイテム別では、ウールコートやセレモニースーツの稼働が例年より緩やかだったが、ウールやハイネックのニット、裏起毛パンツやウールスカート、クリスマス関連雑貨といった”冬らしい商品群”が好評となった。

ブランド別では「オペークドットクリップ」に代表される主力アパレルに加え、生活雑貨「ワンズテラス」やインティメイト「リサマリ」の好調さが目を引き、ジュエリー「ココシュニック」やユーズドセレクト「ラグタグ」の二桁伸張も継続した。

出店9店、退店1店、M&A0店で、月末小売店舗数は2228店となった。

ワールド/10月は国内小売売上5.8%減、残暑で秋商材苦戦

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