ファミマ/6月、既存店売上高46カ月連続の前年越え
2025年07月10日 16:23 / 月次
ファミリーマートが発表した6月の月次営業報告によると、既存店売上高は前年同月比4.4%増、客数0.7%減、客単価5.1%増となった。全店売上高は2.9%増だった。
<6月の売上状況>
既存店 | 売上高 | 4.4%増 |
客数 | 0.7%減 | |
客単価 | 5.1%増 | |
全店 | 売上高 | 2.9%増 |
カード・チケットの影響を除いた既存店日商は2.7%と前年を上回り、46カ月連続で前年超えを達成している。
中食カテゴリーでは、おむすび・カウンターFFが売上をけん引。おむすびは、定番商品の具材増量企画やレシートクーポン施策が奏功し、引き続き好調。カウンターFFは、定番のファミチキやクリスピーチキンの新フレーバー、人気コンテンツとコラボしたフラッペが注目を集め売上増に寄与した。
6月から新型コーヒーマシンを順次導入。こちらも好評を得ている。
加工食品カテゴリーでは、菓子・アイスクリーム・ドライ飲料を中心に売上が好調。テレビCMで放映した「1個買うと、1個もらえる」キャンペーンの対象商品が売上を大きく伸長させたことに加え、「チョコミントフェア」商品も好評だった。
非食品カテゴリーでは、PB衣料「コンビニエンスウェア」の春夏新商品が好調に推移し、売上に貢献。人気コンテンツとのコラボ商品もメディアやSNS等で話題となっている。
また、随意契約申請を行い、政府備蓄米を発売。合わせて、銘柄米の売価引きセールも実施した。
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