流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





良品計画、紀ノ国屋、ビームス登壇/変化する店舗体験を解説3月9日開催

2021年02月05日 13:30 / セミナー

日本小売業協会は3月9日、日本経済新聞社と共催で「第31回流通交流フォーラム」を開催する。

<昨年のフォーラムの様子>
昨年のフォーラムの様子

「流通交流フォーラム」は、流通・小売分野の日本最大級の展示会「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」の初日に開催するメインセミナーとして、1991年の第1回以来毎年開催している。

今年のテーマは、「変わりゆく店舗体験、これからの生活者スタイルを考える」。コロナ禍を踏まえ、これからの生活者の消費行動を見据えた小売業のあり方と、ECが進展する中、リアル店舗が価値を高めていくための方策について、良品計画、紀ノ国屋、ビームスの経営トップが講演する。

■開催概要
日時:2021年3月9日(火)13:00~16:30
場所:東京ビッグサイト会議棟1Fレセプションホール(A)
受講料(税込):日本小売業協会会員5000円、後援団体会員6000円、一般7000円
定員:コロナ対策を行い、定員の4割の140人で実施
申込締切日:2021年2月24日(水)※定員になり次第締切
後援:日本商工会議所、東京商工会議所、日本販売士協会、東京販売士協会、全国スーパーマーケット協会、日本ショッピングセンター協会、日本スーパーマーケット協会、日本専門店協会、日本チェーンストア協会、日本通信販売協会、日本百貨店協会、日本フランチャイズチェーン協会、日本ボランタリーチェーン協会(順不同)
協賛:富士通、東芝テック、デロイト トーマツ コンサルティング

■詳細・申込はこちら
https://japan-retail.or.jp/jra_activities/210309/

■プログラム
13:00~13:10 開会ご挨拶
日本小売業協会会長 野本 弘文

13:10~14:10 講演1
「良品計画の思想と次なる戦略~感じ良い暮らしと社会~」
良品計画会長 金井 政明氏

無印良品は1980年「消費社会のアンチテーゼ」としてスタートし、「素材の選択」「工程の点検」「包装の簡略化」の3つの視点を守りながら、実質本位の商品をつくり続け、約7000品目の商品を展開するブランドへ成長。現在、良品計画はこれから先の時代を見据え、「感じ良い暮らしと社会」へ向けてグローバルに貢献する「個店経営」の集団として世界水準の高収益企業体を目指している。刻々と変わりゆく環境の中で、超小売業としての店舗の必要性や役割、ショッピングセンター(SC)からヒューマンスケールのコミュニティセンター(CC)へなど、フィロソフィーを重視した事業構想と経営、ガバナンスなど、これからの社会と流通業のこれからについて解説する。

14:20~15:20 講演2
「魅力ある店舗体験のためのビームス的価値創造」
ビームスホールディングス副社長 遠藤 恵司氏

ビームスは「コトから人へ。カルチャーショップからカルチャーコミュニティへ」とカルチャー創造の拠点としての情報発信を中心にブランディングをしてきた。海外展開を見据えた取り組みとして、日本の伝統工芸のデザインや技術をビームスの視点でとらえ、ほかにない新たな魅力を吹き込んだメード・イン・ジャパンの商品開発について、また、フェアトレードによる新しいコミュニティづくりへの取り組みなど、商品の背景にあるストーリーについても紹介。また、「顧客の記憶に残る店舗体験」を創出し、SNS販促、商品開発などにも生かされる、社員の「個」の魅力を育む人材活用について、店頭での顧客コミュニケーションの事例、顧客情報活用も合わせて説明する。

15:30~16:30 講演3
「変化への対応と理念の実現」
紀ノ国屋社長 堤口 貴子氏

紀ノ国屋は東京・青山に創業し、昨年110周年を迎えた。これまで日本初のセルフサービス式スーパーマーケットを開業するなど、新しい商品やサービスを次々と導入し、「食」に関する提案を行ってきた。JR東日本グループとなった現在も「食を豊かに、人生を豊かに」という経営理念のもと、安全・安心で、質の高い商品を提供するため、歴史と経験により築き培ってきたものを大切に育てつつ、時代の流れや社会情勢に伴って変化す顧客の要望に応える「新しい価値の提案や創造」に取り組んでいる。時代が一気に進む様相を示す今、これを千載一遇のチャンスと捉え、これまでの歴史を振り返りつつ、現在の取組み、そして今後の方向性について紹介する。

■問い合せ先
日本小売業協会 
星加、梅根
TEL:03-3283-7920
MAIL:forum@japan-retail.or.jp

関連記事

セミナー 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧