サッポロ、東芝テック/食材の購入履歴からレシピを提案

2022年12月21日 16:16 / IT・システム

サッポロホールディングス、東芝テック、東芝データの3社は12月13日、料理に関する一連の体験をシームレスにつないだフードテックサービスの構築を目指し、サッポロホールディングスが運営するスマートフォン向けアプリ「うちれぴ」と、東芝テックが開発・運営し、東芝データが運営を支援している電子レシートサービス「スマートレシート」が連携したサービスを開始した。

「うちれぴ」には、食品メーカー約30社2万件のこだわりレシピを掲載。「ごはんトーク」機能で今日のごはんの準備や感想を家族みんなと共有し、「うちれぴ帳」に日々のごはんを思い出として記録できる。

一方の「スマートレシート」は、会計時に通常は紙で提供される購入商品の明細レシートを電子化し、電子レシートセンターでデータとして管理、提供するサービス。手元に紙のレシートを残さなくてもスマートフォンで購入履歴をいつでも確認でき、紙レシートの発行コストや環境負荷も減らせる。

<うちれぴの運用イメージ>

今回の連携により、利用者がサービス間連携を許可することで「スマートレシート」から一部のスーパーマーケットなどでの買い物情報を「うちれぴ」が食材在庫として自動で取得し、今ある食材で作ることができるレシピを提案するサービスを提供する。加えて、今日のごはんとして登録・調理されたレシピに応じて、使用した食材が在庫情報から自動消去されるなど、ユーザーにとって使いやすい機能を実装した。食材を無駄なく使い切ることや、余分な食材の購入防止にもつなげることで、食品ロス削減に寄与していく。

このほか、「うちれぴ」では2022年7月に、シャープの調理家電との連携も実施。「うちれぴ」で選んだレシピをシャープの提供する「COCORO KITCHEN」レシピサービスを介して、水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」やウォーターオーブン「ヘルシオ」といった調理家電に送信し、スムーズに調理を開始できる。

■うちれぴ
https://uchirepi.app/

■スマートレシート
https://www.smartreceipt.jp/

■サッポロホールディングスの関連記事
サッポロHD/恵比寿ガーデンプレイスでワイン専門店リニューアル

流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。

メルマガ無料登録はこちら

IT・システム 最新記事

一覧

東芝テックに関する最新ニュース

一覧

サッポロに関する最新ニュース

一覧

シャープに関する最新ニュース

一覧

最新ニュース

一覧