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ニトリ/2月期は機能性商品、コーディネート商品好調で増収増益

2019年04月08日 12:50 / 店舗

ニトリホールディングスが4月8日に発表した2019年2月期決算によると、売上高6081億3100万円(前年同期比6.3%増)、営業利益1007億7900万円(7.9%増)、経常利益1030億5300万円(8.6%増)、親会社に帰属する当期利益681億8000万円(6.2%増)となった。

<ニトリ>
ニトリ

ホームファッション商品では、接触冷感素材を使用した「Nクール」と吸湿発熱素材を使用した「Nウォーム」シリーズが、さらなる品質の向上及び品種の拡大と安定した商品供給体制の構築も手伝って前年を大きく上回る売上となった。

そのほか、ズレ防止ひもをなくし、付け替えが簡単な掛けカバー等「Nグリップ」シリーズや空気中の花粉やほこりを吸着する花粉キャッチカーテン、ネジや工具を使用せず組立時間を大幅に短縮したカラーボックス等「Nクリック」シリーズなどの機能性商品が好調に推移した。

さまざまな色柄の組み合わせが低価格で楽しめるプライス・ブランドの「DAY Value」を中心に構成された、季節ごとのトータルコーディネートの商品企画「Patio」「HARBOR」「THE LAND」「Winter Holiday」の各シリーズは、いずれも高いデザイン性がお客様に支持されて好調に推移した。

家具は、ドイツのヘティヒ社と共同開発のレールをすべての引出しに使用し、高い耐久性を実現した組み合わせキッチンボード「リガーレ」や、商品のバリエーションを増やした自社開発のベッドマットレス「Nスリープ」の売上が伸長した。

国内の出店状況は、ニトリ店舗のさらなる小商圏の地域のドミナント化を進めた。デコホームでは、店舗のロゴや看板を一新し、従来とは大きく異なる商品陳列や演出による売場作りを行い、ニトリ店舗との違いを明確にした店舗出店を加速した。その結果、店舗数は38店増加し505店となった。

海外の出店状況は、2018年5月にアメリカのオンタリオミルズ(カリフォルニア州)に出店した。このほか、台湾で出店4店、中国で出店13店、米国で3店を閉店した結果、店舗数は台湾31店、米国3店、中国37店と合わせて71店となり、期末の国内・海外の合計店舗数は576店となりました。

次期は、売上高6430億円(5.7%増)、営業利益1040億円(3.2%増)、経常利益1060億円(2.9%増)、親会社に帰属する当期利益715億円(4.9%増)を見込んでいる。

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