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セブン&アイ/8月上旬、品川区に子会社運営の新業態オープン

2019年06月07日 17:10 / 店舗

セブン&アイ・ホールディングスは6月7日、8月上旬に品川区に新業態の1号店をオープンすることを明らかにした。流通ニュースの取材に対して、広報センターが答えた。

広報センターによると、「新業態を運営する新会社として2018年4月に、セブン&アイHDの100%子会社フォーキャストを設立した。新業態の店舗名称、詳細については現時点では、回答を控える」と述べた。

<セブン&アイ・ホールディングス>
セブン&アイ・ホールディングス

フォーキャストの代表取締役社長には、セブン-イレブン・ジャパン執行役員オペレーション本部長補佐などを歴任した有坂順一氏が就任している。

資本金は18億円で、百貨小売業その他商業およびこれに関連する商品の製造・加工・卸売業を事業内容としている。

事業開始に向けて、すでに求人サイトや求人誌で、従業員の募集を開始した。

求人募集やフォーキャストが公開したホームページによると、出店地は東急大井町線「中延駅」から徒歩2分の立地で現在、店舗を建設している。

店舗名称は、COMFORT MARKET(コンフォートマーケット)の予定で、コンビニでもない、スーパーでもない、新しいフードショップを展開する。

「べんりで、ゆたか」がコンセプトで、地域密着の新感覚フードショップを目指す。

小型店とはいえ、日々の料理に欠かせない「肉、魚、野菜」を中心にバイヤーが産地・市場と直接交渉した食材をしっかりと品ぞろえする。惣菜は、一品一品の素材・味つけ・調理方法にこだわって販売する。

毎日の買い物を便利に、楽しく、スマートにするためのアプリやIT技術を活用することで、お客に新しい発見や体験を提供するという。

セルフレジを導入するため、「接客」「品出し」「店内調理」の職種を対象に、時給1200円~1550円で、従業員を募集している。6月中旬から、研修を開始する計画だ。

社名のフォーキャストは、英語の「FORECAST」(未来を予測する)と「For CAST」(働くみんなのために)に由来し、新しいかたちのフードショップを目指す。

フォーキャストは、「つくり手みんなが愛せるお店、を創ること。全国の生産者の方々やお店で働くキャストが自信をもって商品やサービスを提供できて、はじめてお客さまに選ばれるお店になれる」とホームページに記載している。

5月31日に官報に発表された第1期決算広告によると、販売・管理費4億5100万円、営業損失4億5100万円、営業外費用100万円、経常損失4億5200万円、当期損失3億4600万円だった。

■comfortmarket
https://comfortmarket.jp/

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