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ツルハHD/5月期、売上高は増収、営業利益は増収

2019年06月17日 11:20 / 店舗

ツルハホールディングスが6月17日に発表した2019年5月期決算によると、売上高7824億4700万円(前年同期比16.2%増)、営業利益418億2600万円(4.0%増)、経常利益433億1300万円(4.1%増)、親会社に帰属する当期利益248億2400万円(0.1%増)となった。

<ツルハHDのホームページ>
ツルハHDのホームページ

グループではカウンセリングを主体とした接客サービスの徹底を継続して行うとともに、戦略的な営業施策を実施した。

具体的には、お客のニーズに対応する高付加価値商品のカウンセリング販売に注力したほか、高齢化や競争激化に伴う商圏縮小に対応すべく利便性の強化を図るため、食品売場を中心に既存店舗の改装を推進した。

プライベートブランドでは、商品ラインアップの整理による効率向上を図るとともに、新たなブランド「くらしリズム」「くらしリズムMEDICAL」を立ち上げ、商品開発・販売体制の強化を図り、グループ各社を通じたプライベートブランド商品戦略のさらなる推進に努めた。

品目別販売実績は、医薬品1723億3200万円(10.7%増)、化粧品1364億6100万円(11.2%増)、雑貨2061億500万円(15.6%増)、食品1746億9800万円(32.0%増)、その他865億4100万円(9.9%増)となった。

店舗展開では、ドミナント戦略に基づく地域集中出店および既存店舗のスクラップアンドビルドを推進したことにより、期首から140店の新規出店と56店の閉店を実施した。

2018年5月22日付でビー・アンド・ディーホールディングスを子会社化したことにより、同社の子会社であるビー・アンド・ディーがグループに加わるなど、子会社化等により67店が加わり、期末のグループ店舗数は直営店で2082店となった。

このほか、子会社のツルハが2019年3月28日、金秀商事(沖縄県)とのフランチャイズ契約に基づく第1号店として、沖縄県浦添市に「ツルハドラッグ宮城店」を出店したことにより、ツルハグループの店舗展開地域は34都道府県となった。

タイ国内のグループ店舗は、7店の新規出店と2店の閉店を実施し、国内における店舗数は2019年5月15日現在で23店となった。

次期は、売上高8200億円(4.8%増)、営業利益437億円(4.5%増)、経常利益452億円(4.4%増)、親会社に帰属する当期利益261億円(5.1%増)を見込んでいる。

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