青山ベルコモンズ跡地/オフィス・ホテル・商業の複合施設、7月1日開業
2020年03月03日 12:30 / 店舗
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三菱地所は3月3日、東京都港区北青山二丁目において開発を進めてきた「(仮称)北青山二丁目計画」の建物名称を「the ARGYLE aoyama(ジ アーガイル アオヤマ)」に決定したと発表した。
同計画は、80年代のファッション業界の象徴的な建物であった「青山ベルコモンズ」を、その歴史性を踏まえ、多種多様な人々・文化の交流空間を創出することを目指し、地上20階、延床面積約2万3000m2のオフィス・ホテル・商業ゾーンからなる複合ビルへ建て替えるもの。
建物名称の「the」は唯一無二な建物であることを、菱形の連続で構成されたアーガイル柄は「様々な人が行き交う場所」、「多用途が混在し、新しい文化やイノベーションを織り成す様子」を表現した。
東京初出店となるPlan・Do・See 運営のホテルについては、名称を「THE AOYAMA GRAND HOTEL」として、7月中に開業することが決定。飲食・物販の計5店舗で構成する商業ゾーンは、7月1日オープンする。
商業施設ゾーンには、1階に紅茶専門店「TEAPOND」、NY発の人気ベーカリー&カフェ「THE CITY BAKERY」が登場。
「ポール・スチュアート」の旗艦店が表参道から移転する。
2階に串揚げ「海老虎」、そば「川上庵 東京」がそろう。
オフィスの基準階フロアは様々なニーズに対応できる約826m2。多様な働き方が求められる時代背景の中、WeWorkが4フロアにわたりコワーキングスペースを提供する。フジパシフィックミュージック、三喜商事などが入居予定で、竣工時点で満室稼働となる。
ホテルは、オリエンタルホテル神戸(神戸市)、ウィズ ザ スタイル福岡(福岡市)、ザ・ルイガンズ(福岡市)などその地域の特性を活かしたホテル運営で定評のあるPlan・Do・Seeが東京で初出店となる「THE AOYAMA GRAND HOTEL」をオープンする。
多様なニーズに応えるライフスタイル型ホテルで、3階のイベントスペース「AOYAMA GRAND HALL」には、ホール(約220m2、天井高約4.5m)、ホワイエ(約90m2、天井高約4.5m)、テラス(約60m2)があり、約300人規模のイベント開催が可能。片面窓の開放的なフロアと、充実した設備を備える多目的スペースとして、さまざまな文化が息づく青山の新たな発信拠点を提供する。
様々なジャンルのダイニングも用意。クラシックでシンプルなイタリアン、鮨の名店や素材にこだわった日本料理、カジュアルダイニングから街を一望できるルーフトップバーまでそろう。
■the ARGYLE aoyama(ジ アーガイル アオヤマ)
所在地:東京都港区北青山2-14-4(住居表示)
アクセス:東京メトロ銀座線「外苑前」駅徒歩3分
敷地面積:2264.27m2
建築面積:1261.25m2
延床面積:2万3128.65m2
地域地区:商業地域
主要用途:事務所(5~15階)、ホテル(3・4・16~20階)、店舗(1・2階)、駐車場(地下1・2階)
階数:地上20階、地下2階
構造:S造、地下一部SRC造
建築主:第6メック都市開発特定目的会社(三菱地所の連結子会社(出資構成比100%))
開発業務受託者:三菱地所
設計者:三菱地所設計
施工者:銭高組
着工:2017年12月11日
竣工:2020年5月末(予定)
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