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イオン/宮城県に「イオンモール新利府南館」170の専門店充実

2021年01月28日 16:30 / 店舗

イオンは3月5日、宮城県宮城郡利府町に「イオンモール新利府南館」(以下:南館)をグランドオープンする。

<イオンモール新利府南館>
南館

南館は、2000年にオープンし、2021年夏「イオンモール新利府北館」(以下:「北館」)としてリニューアルオープンする北館と県道8号を挟み、隣接している。今回「LIVE FULL DAYS」をコンセプトに、東北初となる最新の体験型アミューズメント施設を導入。話題の大型ファッションやトレンドファッション、日々の食卓を彩るフードゾーンなど、東北最大級のエンターテインメントモールとして、北館とともに、利府町の魅力あふれるまちづくりの核、新たなにぎわいの拠点を目指す。

南館の基本商圏は、車30分圏内、約34万世帯、約81万人。年間来館目標は北館・南館合計で約1000万人と設定した(北館の2019年実績は約580万人)。総賃貸面積は、10万2000m2(南館、北館合算)と144あるイオンモールの中でも3番目の大きさとなる。

<イオンモールの三嶋章男常務>
イオンモールの三嶋章男常務

1月28日行われたオンライン説明会で、イオンモールの三嶋章男常務取締役営業本部長は、「今夏に刷新する北館が日常性、価格優位性のあるテナントを集めたのに対し、南館は30代後半~40代の感度の高いファミリー層に向けた専門店をそろえた。また、シネマ・アミューズメント施設を充実し、エンタメ性で広域の集客を強化。同じ宮城県のイオンモール名取が物販中心なのに比べ、1日中家族で楽しめるという特長を持ち、すみ分けできる。広域からの集客も期待している」と説明した。

南館は、東北初35店舗、宮城県初7店舗を含む、約170の専門店がそろう。

<約170の専門店がそろう>
約170の専門店がそろう

1・2階「ファッションゾーン」は、1階にユニクロ、GU(2店舗計約3300m2)、アウトドアライフとマイホームライフを提案するコラボレーションストア「GREENHOUSE×DOLPHIN」、2階には「H&M」、2700m2の「スポーツオーソリティ」、「ムラサキスポーツ」が登場する。

<ファッションゾーン>
ファッションゾーン

食ゾーンも充実

南館全体で、レストランコーナー、フードコート、カフェ、食物販など約49の飲食店がオープンする。

3階には、フードコート「Food Forest」に和洋中13店舗、約1000席を用意した。

<1000席のフードコート>
フードコート

フードコート内の座席は、キープディスタンスを実施するため、各テーブル間の距離を空けるとともに、アクリル板を設置して、飛沫感染を防止する。

肉料理では、牛タンの名店「喜助」の新業態「牛たんkitchenきすけ」が出店。また、質の高い北海道産の牛・豚を食材としているカルビ丼専門店「マルハのカルビ丼」が東北初出店する。

鳥や卵を使用した親子丼が有名な「鳥と卵の専門店鳥玉」、地元塩釜産の新鮮なマグロを使用した話題のマグロ丼専門店「まぐろ屋やまもと」がともに、東北初出店となる。

1階には、地元の名店から、東北初出店店舗を含む、16店舗がそろう「ダイニングテラス」を設置した。

洋食を中心に展開する地元企業ハミングバードインターナショナルが手がける新業態、食のフードホール「フードバズールby hummingbird」がオープンする。

約700m2の広い店内には、ピザやパエリア、小籠包、寿司など家族に人気の13業態を展開。メニューごとに精算をする必要がなく、さまざまなメニューを1度の精算でスムーズに注文できる。

中華では、本場中国の味をリーズナブルな価格で提供する人気の「上海常」が東北初出店。食べ応えのある味噌ラーメンでお馴染みの「味噌乃屋田所商店」、肉料理は地元宮城の牛タン専門店「牛たん炭焼利久」、しゃぶしゃぶ専門店「但馬屋」もそろう。

カフェは、2階にプロスポーツとのコラボレーションによるスポーツ観戦型カフェレストラン「BALLER:S」がオープン。大型モニターでスタジアム観戦さながらの臨場感、一体感を感じながら、カフェや食事を楽しめる。

3階は、様々な小動物と触れあえるアニマルカフェ「Moff animal cafe」が東北初出店する。

<りふマルシェ>
りふマルシェ

また、1階に、イオンスタイル新利府の食品ゾーンと隣接し、地元の名店を中心とした食のコンセプトゾーン「りふマルシェ」開設した。

東北・宮城の特産品を集めたグロッサリー&カフェ「アグリエの森Leaf marche」がオープンする。「平田牧場金華豚」でおなじみの食肉卸直営専門店「肉匠鈴吉」が東北初出店。地元かまぼこの名店「蒲鉾本舗高政」を導入した。

新業態「ダイソーナチュラル」が登場

ホビー&ライフスタイル雑貨は、1階に、デンマーク発祥のファンライフ雑貨ストア「フライングタイガーコペンハーゲン」、「アレも、コレも、ラクに。」をコンセプトに、ライフスタイル雑貨やアパレルを展開する「LAKOLE」がともに東北初出店する。

3階には100均一「ダイソー」の新業態、ナチュラルテイストのキッチン用品や化粧品を取り扱う話題の「ダイソーナチュラル」が登場する。

2階には、約1200m2の広さに、児童書から専門書、ステーショナリーまで幅広く扱う書店「未来屋書店」が出店。併設する「スターバックスコーヒー」では、書籍とともにカフェを楽しみながら、三世代ファミリーがくつろげる空間を目指す。

■イオンの専門店充実

1階・2階の「イオンスタイル新利府」は、地域最大級の対面鮮魚売場、産地直送売場、デジタル施策などとともにイオングループの専門店も充実させた。

靴専門店「グリーンボックス」、ファッション専門店「トップバリュコレクション」、インテリアなどがそろう「ホームコーディ」、子育て商品が充実した「キッズリパブリック」、化粧品・医薬品の「グラムビューティーク」、「イオン薬局」がそろう。

東北最大級の「健康」をキーワードにしたスポーツ売場「スポージアム」を導入。イオンのフィットネスクラブ「3FIT(スリーフィット)」も4月1日オープン予定だ。

■3世代楽しめるアミューズメント&シネマ

3階に、小さい子どもから3世代ファミリー、シニアまで楽しめる「アミューズメント&シネマ」を導入。仙台周辺だけでなく、県外からの集客にも期待している。

<テレビのバラエティ番組に参加しているような体験できるVS PARK>
VS PARK

テレビのバラエティ番組に参加しているようなアクティビティ体験ができるエンターテインメント施設「VS PARK」が東北初出店する。

約3500m2の広さに世界初の猛獣から逃げ切る超短距離走アクティビティ「ニゲキル」、強力なゴムに引っ張られながら走る「Run×Run」、障害物から逃げ切る「Jump×Jump」など、ここでしか体験できない31のバラエティスポーツが一同に集結、2時間遊び放題となっている。

東北最大のスクリーン数となる11スクリーンを擁する「イオンシネマ」が出店。防疫対策として全スクリーンにシネマ専用・大型空調用ウイルス対策システム「トレイン・トリプルエアシールド」を採用した。

最大の広さを誇る劇場には、イオンシネマ独自規格のULTIRAをはじめ、天井からの立体音響が特長のDOLBY ATMOSを導入した。

■イオンモール新利府南館
所在地:宮城県宮城郡利府町新中道3-1-1
TEL:イオンモール新利府南館 未定、イオンスタイル新利府未定
出店店舗数 : 核店舗イオンスタイル新利府
サブ核店舖ユニクロ、GU、H&M、スポーツオーソリティ、ナムコVSPARK、イオンシネマ専門店 約170店舖
敷地面積:約14万8000m2
延床面積:約10万1000m2
総賃貸面積:約6万9000m2
建物構造:鉄骨造地上3階建
駐車台数:約3800台
駐輪台数:約700台
設計・施工 : 西松建設
開店日 : 3月5日 グランドオープン
営業時間 : 専門店10時~21時
レストラン11時~22時、シネマ9時~24時
イオンスタイル新利府1階8時~22時
イオンスタイル新利府2・3階9時~22時
※一部営業時間が異なる売場あり。
休業日:年中無休
従業員数:施設全体約2500人(内、イオンスタイル新利府約440人)
基本商圏 : 車30分圏内・約34万世帯・約81万人
https://shinrifu-aeonmall.com/

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