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三菱地所/博多駅直結のオフィスビル竣工、1・2階に商業施設

2021年02月03日 13:50 / 店舗

三菱地所、深見興産は2月3日、福岡市博多区に「博多深見パークビルディング」を竣工した。

「博多深見パークビルディング」は、福岡市内の主要オフィスエリアである博多駅前に位置し、交通の要所であるJR博多駅と歩行者デッキで直結するアクセス性の高い立地に位置する。

建物計画としては、基準階フロアは無柱空間を確保し、自由度の高いオフィスレイアウトができる。また、屋上には就業者向けのテラスを設置し、リフレッシュ空間を提供し利用者の満足度向上を目指すと共に、1・2階部分には飲食店舗スペースを設け、街の賑わい創出にも寄与する。

<博多深見パークビルディング外観>
博多深見パークビルディング外観

計画は三菱地所と深見興産との共同事業であり、三菱地所の福岡市内における初めてのオフィスビル開発となる。福岡市は博多駅周辺の活力を周辺につなげる「博多コネクティッド」を推進しており、三菱地所としてもグループの不動産開発・運営に関するノウハウ・総合力・実績を活かし、更なる発展が期待される福岡市中心部における「街づくり」に貢献すべく、開発事業に積極的に取り組んでいる。

博多駅前エリアは、福岡市内からのアクセスに優れているほか、福岡空港、JR博多駅(新幹線)、博多バスターミナル、バスステーション博多をスムーズに利用できるため、福岡県外からのアクセスにも優れたオフィスエリアとなっている。また、JR博多駅を中心に商業機能が集積されており、就業者にとっての利便性も非常に高いエリアといえる。

<ビルの位置図>
ビルの位置図

3~13階のオフィスフロアには多くの引き合いがあり、IT業界をけん引するヤフーを筆頭に、さまざまな業種のテナントの入居が決定している。

1・2階の商業ゾーンは、4月頃から飲食店舗が順次オープンする予定で、福岡六本松で大人気のベーカリーである「amam dacotan」をはじめとした多種多様な業態が備わる空間となる計画だ。

■建物・計画概要
所在地:福岡市博多区博多駅前4丁目14番1号(住居表示)
主要用途:事務所・店舗・駐車場
敷地面積:1504.95m2
延床面積:1万2594.00m2
階数・構造:地上13階地下1階・鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)
設計・監理:三菱地所設計
施工:大林組
着工:2019年4月15日
竣工:2021年2月3日
交通:JR博多駅徒歩4分、市営地下鉄空港線博多駅徒歩4分
事業者:三菱地所、深見興産

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