八重洲二丁目/市街地再開発組合設立、2028年超高層大規模複合ビル竣工
2021年10月26日 16:00 / 店舗
八重洲二丁目中地区市街地再開発組合と、鹿島建設、住友不動産、都市再生機構、阪急阪神不動産、ヒューリック、三井不動産の参加組合員6社は、「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」において、東京都知事から組合設立の認可を受け、10月25日に組合を設立した。
事業は東京駅前八重洲エリアに位置し、都内最大級となる約2.0haの敷地に、延床面積約39万m2の超高層大規模複合ビルを建設する再開発事業となる。
同ビルにおいては、最先端の機能を有し、アフターコロナを見据えた新たなワークプレイスを提供するオフィス、世界に向けて日本の文化・情報を発信する商業施設、エンターテインメント機能としてエリアに新たな賑わいを創出する劇場に加え、交通結節機能の強化として、近隣で再開発事業施行中の東京ミッドタウン八重洲(2022年8月竣工予定)と東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業と一体運用を行う地下バスターミナルを整備する。
また、外国人の多様な滞在ニーズに対応した上質なサービスアパートメントや、外国人子女に高水準の教育を提供するインターナショナルスクールを導入することで、東京の国際競争力強化の一翼を担う。
さらに、脱炭素社会の実現に向けた先進的な取組や、隣接する東京ミッドタウン八重洲などとのエネルギー連携等による環境負荷低減と災害時支援機能強化を予定している。今後も、国際都市・東京の中核となる東京駅前における都市再生ならびにSDGsに貢献する100年後を見据えたサスティナブルな街づくりの実現に向け、事業を推進する。
■計画概要
事業主体:八重洲二丁目中地区市街地再開発組合
所在地:東京都中央区八重洲二丁目4番、5番、6番、7番
主要用途:事務所、店舗、劇場、サービスアパートメント、インターナショナルスクール、
バスターミナル、駐車場等
敷地面積:約1万9600m2
延床面積:約38万8300m2
階数・高さ:地上43階、地下3階、塔屋3階・約226m
権利変換計画認可:2022年度(予定)
工事着工:2024年度(予定)
建物竣工:2028年度(予定)
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