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ヤマダHD/インドネシアにベスト電器ブランドの直営店展開

2022年02月03日 12:30 / 店舗

ヤマダホールディングスは2月3日、ベスト電器ブランド(以下、ベスト電器)で展開する海外事業について、既進出のシンガポール共和国・マレーシアに次ぐ3カ国目として「インドネシア共和国」へ直営店舗の事業展開を進めると発表した。

インドネシア共和国での事業展開は、これまで現地企業にベスト電器の商標使用ライセンスを与え、国内に25店舗を運営していたが、昨今の新型コロナ感染症の影響による業績悪化を受け、インドネシア共和国での事業継続を目的として、ベストシンガポール社を親会社とした、ベスト エレクトリック インドネシア(PT.BEST ELECTRIC INDONESIA)を新たに設立し、直営店舗での事業の準備を進めている。2022年度内に7店舗、中長期的には約30店舗の出店、年商100億円を目指す。

<海外店舗の概要>
海外店舗の概要

ベスト電器の海外事業展開は38年の歴史と蓄積された経営ノウハウ、またキャリアを積んだ現地幹部社員がマネジメントを行う体制を構築している。「日本流の親切・丁寧な接客スタイルと海外ならではの商習慣を融合した経営スタイルが特長で、特に長年培ったベスト電器ブランドは、中上流顧客層から圧倒的な支持を受け日系小売業としての優位性を保っている」(同社)。

今後の海外事業マネジメントは、ヤマダホールディングスの小野浩司海外事業部長(兼務ヤマダデンキ九州ヤマダ会長)を責任者に置き、拠点のシンガポールの情報収集力を活かし、アセアン諸国への事業展開拡大を狙う。

ヤマダホールディングスは、日本国内市場の少子高齢化・世帯数減少等による市場環境の変化を見据え、東南アジア地域への事業展開拡大を進めるという。

<ベスト電器海外事業展開の歴史>

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