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サミット/東京都文京区に「サミットストア湯島天神南店」オープン

2022年02月25日 14:50 / 店舗

サミットは3月9日、東京都文京区に「サミットストア湯島天神南店」をオープンする。

新店は都心型小型店で、限られたスペースを生かし、総菜やベーカリーなどの即食商品を1階にまとめ、店舗のある地区で働く人の昼食需要や、地域の人たちの夕食需要に対応する。地下1階には、鮮度のよい生鮮食品、加工食品、家庭用品の陳列什器を工夫し品ぞろえを充実させた。文京区内では1978年に開店した「サミットストア千駄木店」以来の2店目の出店となる。

青果売り場は、近隣で取り扱いの少ない、生産者が明確な「農家さんから直送」のコーナーを設置。単身世帯の多い地域であることから、少量・適量商品の売り場を広げて販売する。

「フレッシュサラダ&カットフルーツコーナー」は、即食商品を集めた1階で、特長がある商品や、季節商品を使用したカットフルーツ、サラダを提供。加えて、地域の就業者の昼食需要に対応する、手間なく、少しずつ食べられる「気軽にフルーツ」をそろえる。

鮮魚売り場では、「さんま(頭・ワタ抜き)」「まいわし開」「まあじ(3枚卸)」「するめいか(輪切り)」などの調理の手間を省く商品を用意。おすすめ商品は、食べ方・調理方法も提案しながら売り込む。

店内手作りの「煮魚・焼魚」は、即食商品を集めた1階売り場で展開し、ピーク時に合わせて、でき立てを販売する。地域性に合わせ、簡便・半調理品の販売を強化。「干物」「塩さけ」「うなぎ」などは冷凍販売、真空包装商品の販売を行い、顧客の利便性向上を図る。「刺身」は、平日・週末で品ぞろえを変えたり、夕方にでき立て商品を充実させたりすることで需要に応える。

精肉売り場は、店舗の商圏内で増える若いファミリー世帯に需要が高い「加工肉」を販売。生鮮素材を使用した「レンジアップ商品」「味付肉」などの即食・簡便商品を強化する。

肉総菜の「グリルキッチン」では、即食品を集めた1階で、曜日・時間帯で品や内容量を変え、生活シーンに合わせた、でき立て商品を提供する。「豚スライス」や「生姜焼」などは複数コーナーを縦でくくることで、限られたスペースの中でも不便のない売り場構成を行い、顧客のニーズに沿った品ぞろえにする。「大豆ミート」を使った商品も扱う。

総菜売り場は、地域の就業者の昼食需要、帰宅時の単身者需要、ファミリー世帯に対応するため、米飯やすしは、曜日・時間帯で商品や内容量を変えてニーズに対応。温総菜については、小規格の商品の充実を徹底。でき立ての「店内手作りだし巻き玉子」や「桜姫鶏の焼きとり」などを店内放送でアピールして売り込む。

ベーカリー売り場は、総菜売り場と連動した、買い回りのしやすい売り場にする。昼食需要に対応する「冷蔵サンドイッチ」の提供や、夕方の主力商品となる焼き立て・でき立て販売を実施。ファミリー世帯や単身世帯に人気のスイートドーナツのコーナー化や、スイートパンも充実させて魅力ある売り場作りを行う。

店舗の商圏については、店舗0.5km商圏内の人口が1万3472人、世帯数は8301人で、サミットの平均である6479世帯、1万2212人を上回るエリアとなっている。圏内の年齢別人口比率は、20~29歳が14.5%、30~39歳は19.2%と、20~30代の構成比が突出して高いことに加え、単身者世帯率も67.1%と非常に高く、50歳から70歳代の構成比は東京都平均より低いという。

店舗周辺はマンション開発や文京区の子育て支援制度で、顕著な人口増加が続いており、特に若いファミリー世帯は、マンション建設時に文京区がファミリータイプの設置を義務づけていることから、今後も人口の増加が見込めるとしている。

<周辺地図>

店舗の最寄り駅は、東0.2km に位置する東京メトロ千代田線の湯島駅になる。また、南東0.5kmに東京メトロ銀座線の末広町駅、北東0.5kmに都営大江戸線の上御徒町駅、東0.6kmにはJR山手線の御徒町駅など複数の路線が点在する。買物手段では徒歩、自転車を利用する住民が多いという。

■サミットストア湯島天神南店
所在地:東京都文京区湯島3-20-12
TEL:03-5816-3351
駐輪台数:43台
営業時間:9時~23時
年間休日:3日(予定)
売場面積:695m2
年商目標:15億円

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