中部国際空港/無人決済システム活用のギフトショップ出店
2022年06月06日 15:20 / 店舗
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ANA FESTAと無人決済システムの開発を進めるTOUCH TO GO(以下:TTG)は6月15日、無人決済システムを活用した店舗「ANA FESTA GO 中部ゲート店」(エイエヌエー フェスタ ゴー)を中部国際空港第1ターミナル3階国内線制限エリア内にオープンする。
同店は、TTG無人決済システムの首都圏以外への展開第1号店であり、ANA FESTAとして羽田空港に続く国内2店舗目となる。
国内線保安検査場を通過後すぐ右手の、総合土産店舗「ANA FESTA 中部ゲート1号店」(6月14日15時まで仮設営業)をリニューアル。搭乗前の限られた時間でスピーディーに買い物を楽しめるよう、無人決済システムを導入するもの。
顧客が出口手前にある決済エリアに立つと、タッチパネルに購入商品と金額が表示され、各種支払い方法にて非接触に買い物をすることができる。また、今回新たにQRコード決済が利用可能となる。
利用方法は、店舗の入り口から入店し、棚から好みの商品を手にとり、決済エリアに立つと、店内に設置されたカメラやセンサーによって「何を」「いくつ」手にとったか自動で認識するシステムになっている。出口手前の決済エリアに到着すると、タッチパネルに購入しようとしている商品が一覧で表示される。その内容を確認した上で、交通系電子マネー、クレジットカード、QRコード決済、現金のいずれかの方法で支払う。
支払い後、自動的に出口ゲートが開く。購入した商品は、決済エリア横に用意してある袋(有料)、手持ちのエコバッグなどに入れ、退店する。
店内は、入り口付近に東海エリアを代表する銘菓、店内を進むと知多半島などのえびを使った「えびせんコーナー」、名古屋のグルメを取りそろえた「名古屋めしコーナー」、ANAオリジナルグッズ、雑貨、飲料がそろう。
特にメインとなるお土産菓子は選びやすさを追求し、価格帯別に陳列することで目的に合った買い物をしやすくした。
2021年8月にオープンした1号店「ANA FESTA GO 羽田B1フロア店」に比べ、出入り口および店内スペースを広く設けることにより、大きな荷物を持っていても、スムーズに入退店、買い物可能とした。
ANA FESTAとTTGは、商品購入の自動化によるレジ待ちストレスの解消、顧客と店舗スタッフが直接対面することのない決済サービスを提供し、省人化による店舗運営コストやオペレーション負荷の軽減を実現。今後も、顧客利便性の向上と新しい店舗運営のあり方を模索し、全国各地の空港への展開も視野に入れ、活動していく。
■ANA FESTA GO 中部ゲート店
所在地:中部国際空港第1ターミナル3階 国内線制限エリア内
営業時間:6時30分~19時
支払い方法:交通系電子マネー、クレジットカード、QRコード決済(PayPay、楽天ペイ、d払い、au PAY、J-coin PAY)、現金
店舗面積:約50.2m2
取扱品目:菓子、食品、ANAオリジナル商品(食品・雑貨)、飲料、雑貨
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