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飯田橋駅東地区/オフィス・住宅・商業施設の複合施設、26年度完成へ

2022年10月12日 13:00 / 店舗

三菱地所、三菱地所レジデンス、大和ハウス工業、清水建設は10月12日、「飯田橋駅東地区第一種市街地再開発事業」について、東京都より市街地再開発組合設立の認可を受けたと発表した。

<業務・住宅・商業施設の複合施設を再開発>
業務・住宅・商業施設の複合施設を再開発
提供:飯田橋駅東地区市街地再開発準備組合(以下同)

東京メトロ東西線、南北線、有楽町線、JR中央・総武線、都営大江戸線「飯田橋」駅直結(東京メトロ東西線地下改札直結)の約0.7haの区画において、業務施設、住宅、商業施設の複合再開発となる。2023年度の権利変換・新築工事着手、2026年度の完成を予定している。

<「飯田橋」駅直結の施設となる>
「飯田橋」駅直結の施設となる

業務施設部分は、飯田橋駅直結の高いアクセス性と各フロア約1400m2超の貸し付け面積を有する高機能オフィス、住宅部分は都心主要駅への利便性が高い、上質な都市型住宅を計画している。

JR飯田橋駅整備の協力の一環として、JR飯田橋駅東口側に官民連携した広場空間を新設整備し、歩行者の安全な滞留空間とにぎわいの拠点となる空間を形成。地下鉄出入り口の混雑緩和に向けた整備を行うとともに、地上・地下のバリアフリー動線を確保、敷地内に歩行者専用の貫通通路を整備することで周辺の歩行者ネットワークを強化する。

<地下広場を一時滞在施設として整備>
地下広場を一時滞在施設として整備

また、防災機能として、地下広場を一時滞在施設として整備し、来街者・オフィスワーカー・住民にとって安心安全な環境を提供する予定だ。

飯田橋駅東口周辺においては、地域住民や関係事業者の幅広い参画により、飯田橋・富士見地域まちづくり協議会が組織されており、地域の将来像を共有するための協議が重ねられている。同協議会にて2021年に策定された「飯田橋駅東口新整備構想」において、今回のプロジェクトを含めた周辺街区の連携により、飯田橋駅東口エリアの再整備が検討されている。

<周辺地図>
位置図
提供:三菱地所

■飯田橋駅東地区第一種市街地再開発事業
所在地:東京都千代田区飯田橋3-6・7
地区面積:約0.7ha
延べ床面積:約4万6500m2
規模:地下2階、地上26階、塔屋2階
高さ:約130m
建ぺい率:70%
容積率:1100%
用途:事務所、住宅、店舗、公益施設、駐車場
事業コンサルタント:タカハ都市科学研究所
実施設計者:三菱地所設計
施工者:未定
参加組合員:三菱地所、三菱地所レジデンス、大和ハウス工業、清水建設

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