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イオンレイクタウン/2025年までの大規模リニューアルプロジェクト発表

2023年03月06日 16:30 / 店舗

イオンモールイオンリテールは3月6日、埼玉県越谷市の「イオンレイクタウン」を3月から2025年にかけて、大規模リニューアルするプロジェクトを開始すると発表した。

施設は、2008年10月に「シゼンに心地いい、ワタシに心地いい」をコンセプトに、環境保全に向けた最新の取り組みを行う国内最大級の商業施設「エコ・ショッピングセンター」として誕生した。ユニバーサル(誰にでもやさしい)、ウォーカブル(歩きやすい)、コミュニティ(憩いの場になる)を満たすショッピングセンターとして、地域に快適な時間と空間を提供してきた。

<イオンレイクタウン>
イオンレイクタウン

今回のプロジェクトは、施設のみならず地域全体の活性化を目的に、施設が起点となり、越谷レイクタウンの「暮らし・社会・環境」に働きかけ、人、モノ、コトが互いに「触れ合い」「組み合い」ながら循環することで、持続可能なまちづくりの実現を目指す。施設は、環境に配慮した取り組みだけでなく、リアルな空間でこそ体験できる豊かな価値をこれまで以上に提供し、育む場所へと変化する。

2023年春、2024年春・秋、2025年春・秋にリニューアルを実施。順次、店舗や施設面の刷新を行うほか、2024年春にはアウトレットの増床棟を新設する。

<地域社会を巻き込んだエリアの活性化イメージ図>
地域社会を巻き込んだエリアの活性化イメージ図

「kaze」は、時代の風を感じながら、新しい刺激に溢れ、人の感度を高めるエリア、「mori」は、人が自ら知的好奇心を満たしていけるような、探求意欲の湧くエリア、「LakeTown OUTLET」は、ゆったりとした空間の中で豊かな自然に触れ、リラックスできるエリアを目指す。

<kazeの新規店舗の一例>
kazeの新規店舗の一例

kazeでは、今春から2024年にかけて、約2年を通じて段階的にリニューアルを計画。第一弾として、2023年3月17日から順次、新規13店舗を含む28店舗を刷新する。

2階センターストリートに、自分らしく心地よい毎日を過ごしたいと願う男女に向けて、ほどよいトレンド感のあるビジネス・カジュアルウエア、キッズウエア、生活雑貨を展開するブランド「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング」、カジュアルでベーシックだけど品質にはこだわったアイテムと、ちょっと先を行くトレンドを独自に解釈したアイテムを提案するブランド「ジャーナル スタンダード レリューム」が新たにオープンする。

越谷レイクタウン駅からの玄関口「レイクタウンゲートウェイ」に、1500年の歴史を誇る越前漆器の木地作りをルーツに持つ、MADE IN JAPANの木製デザイン雑貨ブランド「ハコアダイレクトストア」が埼玉県に初出店。また、全国からハンドメイドのアクセサリーを集めたセレクトショップ「コトモノマルシェ」が新規オープンするほか、御用邸チーズケーキや御用邸チーズクッキーなどが人気の「チーズガーデン」が、カフェを併設した店舗としてリニューアルオープンする。

また、2階には、デンマークのジュエリーブランド「PANDORA」が埼玉県に初出店する。世界的人気アイテムのチャーム&ブレスレットをはじめ、モダンでサステナブルなジュエリーを紹介する。

さらに、ゼビオグループの都市型の大型スポーツ専門店「ヴィクトリアスポーツモール」がリニューアルオープンする。店内には、「ザ・ノース・フェイス」を約200m2の広さでオープンするほか、「パタゴニア」コーナーの新設などによりアウトドアカテゴリーを強化する。ゴルフにおいては試打室の増設に加え、トラックマンの完備、ウェアでは新たに「テーラーメイド」を取り扱う。

<moriの新規店舗の一例>
moriの新規店舗の一例

moriでは、今春から2025年にかけて、約3年を通じて段階的にリニューアルを計画する。第一弾として、2023年3月17日から順次、新規5店舗を含む9店舗を刷新する。

ファッションでは、2階に、パタゴニア・ノースフェイス・ダントンなど、国内外100以上のブランドを取り揃えた、セレクトカジュアルショップ「JEANS FACTORY LALAH」が関東初出店する。

キャラクターショップでは、3階に、世代を問わず愛される国民的キャラクターのハローキティ、マイメロディ、シナモロール、ポムポムプリン、クロミ、リトルツインスターズなどカワイイサンリオキャラクターグッズ専門店「Sanrio」が新たにオープンする。また、テレビアニメ「プリキュア」シリーズの20周年を記念して、「プリキュア プリティストア」が出店する。

サービスでは、1階に、3歳の子どもから社会人まで初心者でも安心して通える「ETCダンススクール」がオープンする。ダンスを学ぶだけではなく、ダンスを通して同じ趣味を持つ仲間と触れ合い、今よりもっと人生が豊かになるような、刺激的な環境を提供する。

<レイクタウンアウトレットの増床棟>
レイクタウンアウトレットの増床棟

レイクタウンアウトレットでは、2024年春、これまで駐車場として使用していた場所に増床棟を新設。お客から要望の多いインターナショナルブランドやライフスタイル提案型ブランドなど、約40店舗を導入する。地域のお客を中心に、「もっと気軽に、もっと身近に」ゆったりとした空間の中で、豊かな自然に触れ、自然を感じながらブランドショッピングを楽しめるアウトレットモールとしてパワーアップする。

■イオンレイクタウン
所在地:kaze 埼玉県越谷市レイクタウン4ー2ー2
mori 埼玉県越谷市レイクタウン3ー1ー1
アウトレット 埼玉県越谷市レイクタウン4ー1ー1
TEL:kaze048ー934-3000
mori048ー930-7300
アウトレット048ー940-0700
営業時間:専門店(kaze/mori) 10時~22時
専門店(アウトレット) 10時~20時
イオンスタイル(mori内) 9時~22時
マルエツ(kaze内) 9時~23時
レストラン街(kaze/mori) 11時~21時
レストラン街(アウトレット) 11時~21時
イオンシネマ・ツタヤ(kaze内)10時~23時

<店舗面積など>

合計 kaze mori アウトレット アウトレット(増床後)
敷地面積 約340,000m2 約86,000m2 約178,000m2 約76,000m2 約76,000m2
延床面積 約394,000m2 約146,000m2 約219,000m2 約29,000m2 約38,000m2
(+9,000m2)
総賃貸面積 約183,000m2 約61,000m2 約99,000m2 約23,000m2 約30,000m2
(+7,000m2)
専門店数 約710店舗 約230店舗 約340店舗 約120店舗 約160店舗
(+40店舗)
駐車台数 約9,500台 約2,300台 約6,100台 約1,100台 約1,000台
(-100台)
従業員数 約9,600名 約3,000名 約5,700名 約900名 約1,400名

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