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大阪梅田「茶屋町地区」/商業施設・ホテル・クリエイターズサロンで再開発

2023年09月13日 15:42 / 店舗

茶屋町B-2・B-3地区再開発準備組合と東急不動産は9月13日、「茶屋町B-2・B-3地区第一種市街地再開発事業」が大阪市長より市街地再開発組合の設立認可を受けたと発表した。

<商業施設・オフィスなどが入居>
商業施設・オフィスなどが入居

同事業は、大阪市北区茶屋町にあるB-2地区、B-3地区にて構成される約0.6haのエリアを一体的に再開発するもの。商業施設、オフィス、ホテル、クリエイターズサロン、地域コミュニティー施設などが入居する複合施設となる。東急不動産は「クリエイターズサロンは、さまざまな人が集い、活発な交流から新しい文化などを発信する共創スペースを目指す。ワーカー、学生など幅広い人々の利用を想定している」と話している。

2027年度にB-2地区、2028年度にはB-3地区の開業に向けて、早期の権利変換計画認可、着工の実現を目指し事業を推進する。

地区幹線道路の未整備区間の整備を行い、低・未利用地の有効活用や敷地の共同化を促進するとともに、都市機能を更新・拡充する計画だ。

また、周辺地域との連続性・回遊性に配慮しつつ、にぎわいのある都市空間を形成するとともに、敷地内に十分なオープンスペースを確保。ゆとりと潤いのある都市空間の形成、回遊性に配慮した安全で快適な歩行者ネットワークの形成も図る。

<計画地>
計画地

■茶屋町B-2・B-3地区第一種市街地再開発事業
施行者:茶屋町B-2・B-3地区市街地再開発組合
施行地区:大阪府大阪市北区茶屋町30番5他
施行面積:約0.6ha
敷地面積:B-2地区約3120m2、B-3地区約120m2
延床面積:B-2地区約3万900m2、B-3地区約120m2
階数:B-2地区地上17階地下1階、B-3地区地上2階
高さ:B-2地区約80m、B-3地区約8m
用途:店舗・事務所・宿泊施設など

■事業の経緯および今後のスケジュール
2016年9月:再開発準備組合設立
2022年12月:都市計画決定告示
2023年9月:市街地再開発組合設立
2024年7月:権利変換計画認可(予定)
2024年9月:解体着工(予定)※B-3地区解体着工:2027年7月(予定)
2028年度:完工(予定)※B-2地区完工:2027年度(予定)

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